ある意味本当の地獄の修行
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やらが大量にいるからな。この空間も大精霊どもが大量の魔力を循環させているし、世界各地の聖地ともつながっている。そのため、独自に進化した動物や植物、魔獣どもが腐る程いるのだ。実力がないとすぐあの世行きだ」
「わかりました、気をつけます」
「まあ、この辺は安全だ。あそこでしばらく泊まる。現実で1日がここでは24日だ。存分に修行できる」
「わかりました」
「まずは、エヴァが教えろ。魔法を頼むぞ」
「私は日本の魔法はしらんぞ?」
「それは後から紗代自身がどうにかするだろ。それにだ魔力の使い方と効率よい運用方法教えるだけでいいだろ。マギア・エレベアは教えてやってくれ」
「分かった。では、いくぞ!」
私の知らないところで色々決まっていきます。
「ああ、そうだ修行中私達のことはマスター、師匠と呼べ」
シオン様を師匠。エヴァさんをマスターですね。
「分かりました」
「あ、毎日、基礎訓練からしてね? 筋トレとか」
「わかった。いくぞ!」
「はい!」
こうして、修行の日々が開始されました。
半年間の基礎訓練が終わりました。かなり厳しかったですけど、なんとか耐え抜きました。
身体中に重力魔法を掛けられて体重を数倍にあげられて走らされたり、川で泳がされたり…………川の中には鮭鮫(シャケのようなサメ。かなり凶暴)に追われたり…………何回か、足を食べれたこともありました。その時は、エヴァさんがすぐ助けてくれて、控えていたウンディーネさんがすぐ治してくれました。そして、直ぐにまた泳がされました…………凄く怖かったです。
よく、生きていました…………いえ、死んだほうがましだったと思った時も何度かありました。その度に治療されてはまた、繰り返されます。おかげで、痛みには平気になりましたけど…………ここ半年、成長していません。ずっと重力魔法が掛けられっ放しで抑え付けられてるせいだという事らしいです。エヴァさん曰く、身長差を広げられてたまるかとの事だと思います。でも、そのおかげでその辺にいる魔獣も倒せるようになって来ました。
「だいぶ基礎できてきたな。」
「あんな無茶な訓練させられれば、嫌でもあがりますよ…………」
あれから、シオン様とはあっていない。なにやらレン様が新しい魔法を研究中とかで…………はやく、会いたいです。
「さて、次はなにするかな…………なんかいいのないか? チャチャゼロ」
「ソウダナ。イマ重力ガ八倍ダロ。十倍ニスルダケデモ、カナリ変ワルンジャナイカ?」
「そうだな、そうするか」
「や、やめてください!」
今ですら大変なのに一気に2倍も増えるなんて。
「ダメだ。もう決めた♪」
「そんな…
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