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森羅と創世のエターナル真祖
ある意味本当の地獄の修行
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「そういや、一つお願いがあるんだがいいか?」

シオン様からのお願いとは夜伽以外では、初めてですね。

「なんでしょう?」

「舞見せてよ。一応神剣龍神は舞にも使えるようにしてあるし見てみたい」

だから、柄の端に鈴なんてつけてあるんですね。

「わかりました。もう、ここに龍神様は感じませんので…………この舞は貴方様に奉納いたします」

そして、私は古くから一族に伝わる舞を踊る。これは、神楽舞を元にした舞なので神事も兼ねて使われていた。

「綺麗だ…………」

数十分後。ただ一人のために踊られた舞は終わった。

「お見事。とても綺麗だった。神聖な気配だけでなく人ならざるほど美しく、神秘的だったよ」

拍手と共にそんなこと言われてたら…………照れてしまいます。

「ご満足いただけて何よりです。何か至らぬ点ありましたか?」

「ん〜無いって言えば無いんだけど。今度巫女服かな? そうい服で見せて欲しいね」

「普通の着物ですみません…………」

「いや、それでも十分すごかったからね。気にしなくていいよ。踊る技術は俺から見たら完璧に見えたし」

「ありがとうございます。でも、これは母の踊りなんですよね…………」

そう、母に教えてもらった母の踊り。

「それじゃダメなの?」

「はい、我が一族は両親から教えて貰った舞を自分の舞に昇華させて踊るのです。私はまだそこまでできていません。だから、旅に出て色々な事柄に触れて行きたいのです」

そして、私だけの舞を貴方に奉納したい。一族の女性は好きな殿方に舞を奉納して嫁いで行くのが伝統ですから。

「なら、ためしに剣術にその舞いれてみたらいいんじゃないかな? 剣の流れを踊りと合わせてみたらいい線いきそうだけど」

「…………そうですね…………」

「あと、戦闘の時も使えるな。神楽ってトランス状態になれるから、結構有効かもね。俺の知ってるところじゃ剣舞って呼ばれる踊りもあるしね」

「わかりました。挑戦してみます」

「ああ、じゃいこうか。我が巫女よ」

笑いながら、手を差し出してくれました。

「はい、我が神よ」

その後、エヴァさん達と合流しました。今日はとてもいいことがありました。







シオン







 さて、紗代とあんなことあったけど…………恥ずかしいぞあれ…………何が我が巫女だよ…………やっちまった。エヴァに神剣渡してとっと寝よ。

「エヴァ〜どこだ〜?」

家の中にはいなかった。

「ここだ」

庭のほうか…………しかし、屋根のうえかよ。

「どうしたんだこんなところで?」

「星を見ていた」

「星か〜、そういえば星の魔法(マギア・
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