ある意味本当の地獄の修行
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シオン
さて、あれから三日間ほどエヴァに求められていた。紗代は途中で抜けたり入ったりを繰り返した。だが、いいかげん話を進めることにする。
「さて、いいかげん話しをするぞ」
「はい」
「むぅ…………しかたないな」
エヴァを膝の上に乗せてやる。エヴァは身体の力を抜いて身を委ねて来る。
「まず、俺達の事からいこうか」
まず、幻術をといて本来の姿にもどる。
「綺麗な金色の髪…………外国の方々だったんですね。どうりで、名前に不思議な感じがしていました」
「ああ。私の本名はエヴァンジェリン.A.K.マクダウェルだ。そして、こっちがチャチャゼロだ」
「ヨロシクナ」
「はい、こちらこそお人形さん」
「マア、イイゼ」
さて、次は俺の番かな。
「俺は、シオン…………苗字は特に無い。で、チェンジ」
姿が反転し、レンへと変わる。
「……………………(カァァ」
「どうした?」
「“どうやら、思い出してるみたいだな”」
「み、見られてたんですか!」
「基本的に、寝てるか見てるかだぜ。あっと、俺は創世っていうんだ。よろしくな! 基本的にご主人の変わりにしゃべるぜ!」
「こっちも可愛い人形さんです」
「……………………(こくこく」
“レン、恥ずかしいのは悪かったが…………挨拶はきちんとしような?”
“……………………うん……………………”
「…………れん…………よろしく…………」
「はい、こちらこそ。よろしくお願いします」
よし、これでいいな。
「…………ちぇんじ…………」
元に戻りレンは中へともの凄い勢いで引っ込んだ。
「まあ、最初は人見知りするけど仲良くしてやってくれ」
「はい、分かりました。次は、私ですね。私は神鳴 紗代です」
「じゃ、次はさらに説明するか。エヴァ頼む」
エヴァに説明を頼んだ。吸血鬼のこととか。
「…………というわけで、私達は真祖の吸血鬼という存在だ」
「そうなんですね。驚きました」
「どうする? お前は仮にも、龍神…………神に仕える巫女なのだろう? 我々は闇の存在だ」
そうなんだよな、。龍神の祠みたけど。神聖な気配がかなり伝わってきた。
「はい、たとえそうだとしても。私は旦那様のものです。龍神様も許してくださると思います」
「なら、いいか」
「だが、その旦那様っていうのはやめろ」
なんか、こそばゆい。
「わかりました。シオン様とお呼びしますね」
あんま変わってないがいいかな。
「私はエヴァでいい」
「分かりました。エヴァさんでいいですか?」
「ああ。次はお前のこ
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