暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダムSEED
0222話
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
辺ですので、中へ入ればまだ使えます」

 エターナルのラクスからされた提案に従い、3艦共メンデルのドックへと入っていく。

「アクセル、ザフトがいるかどうか港の反対口にメギロートを偵察に出したいが構わないか?」
「ああ、任せる」

 こちらが何も言わなくても、それなりの判断が出来るようになってきているのはカガリとしても成長している証か。この調子であの無鉄砲な所も矯正出来るといいんだが。

「アクセル達の機体も補給と整備が必要でしょう? アークエンジェルに帰還して頂戴。機体だけじゃなくて、パイロットも休憩する必要があるわ」
「……そうだな、了解した。ただし、ザフトと連合がいつ動き始めるか分からないから、第2戦闘配備くらいにしておいた方がいいだろう」

 マリューが俺の言葉に頷き、3艦とも第2戦闘配備。すなわち3分以内に自機へと乗り込む事が可能な場所での休憩が許される事になった。





「ムウ達はどうしたか分かるか?」

 レモンやコーネリア、量産型Wと共にパイロット控え室で一息ついてからブリッジへと通信を送る。ムウとディアッカだけなら原作のようにストライクが中破してムウも負傷している可能性が高いが、それを防ぐ為にキラを最初から同行させたのだ。上手く行けばそろそろ戻ってきてもいい筈なんだが……

「いえ、まだ連絡は来てないわ。と言うか、Nジャマーの影響でコロニー内部まで通信が届かないのよ」

 心配そうな顔で呟くマリューを見ながら、どうするべきかを考える。ムウ達に関しては心配はいらないと思うが、それはあくまでも原作通りにメンデルへと侵入してきたのがクルーゼとイザークの2人のみであった場合だ。連合軍のようにザフトも大幅に数を増やしてこのメンデルへと来ている可能性を考えると……いや、それはないか。クルーゼ達はあくまでもエターナルの追撃でこのメンデルまで辿り着いたのだ。最初から俺達シャドウミラーの機体と戦う事を考えていた連合軍とは前提が違う。
 そんな事を考えていると、ようやく待望の通信が入って来る。

「すいません、遅くなりした!」

 そう言ってきたのはフリーダムに乗ったキラだ。その近くにはバスターとストライクの姿もある。3機共特に損傷している様子は見られない。

「3人共、無事で何よりね。それで敵は?」
「ああ、クルーゼだった。かなり性能の高い新型に乗っていたから危ない所だったが、キラのおかげでなんとかなったよ」

 性能の高い新型……ゲイツか。
 マリューとムウの会話を聞きながら、原作を思い出してクルーゼの機体の目星を付ける。
 今までのザフトの機体と違ってビームライフルやビームクロウを装備しており、その性能はストライクダガーよりも確実に上だろう。幸いなのは、まだそれ程量産されていない
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ