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【ドキプリ】お姉ちゃん達、バターコーンみたいなギットンギットンにしてあげるね
【ドキプリ】お姉ちゃん達、バターコーンみたいなギットンギットンにしてあげるね(1)
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らぁ、合計で5個、いっきにいっちゃよぉ!」

 レジーナは喉をごくりとならし、愛らしい唇をペロリと舌なめずりした。
 すると、レジーナの身体から薄暗いオーラが噴き出した。
 そして目は真紅に発光し、口からはギザギザな鋭いキバが見えている。
 レジーナは下卑た笑みを浮かべながら、プリキュア達を見つめている。

「きゃはッ! いっくよぉ、お姉ちゃん達ぃ!」

 目では追えない速さでキュアロゼッタに突っ込んでいくレジーナ。

「ひぃッ」

 虚をつかれて全く反応出来なかったキュアロゼッタは、まるでミサイルのような勢いで突っ込んでくるレジーナを見て、小さく悲鳴を上げた。

「きゃははッ! まずは、ひとぉりぃぃぃ」

 レジーナはキュアロゼッタが手にしているラブハートアローに手をかざす。
 するとキュアロゼッタのラブハートアローは真っ白に変色し、軽石のようにボロボロになってしまう。
 そしてレジーナはキュアロゼッタの薄い胸に手を置き、クンッと手の平を胸に押し込む。

「きゃあああああぁぁぁぁぁッ!」

 キュアロゼッタはひどい勢いで吹き飛ばされてしまい、ずざざざと地面を滑らされる。
 そして壁に激突し、大きく土煙が上がった。

「ロゼッタぁ!」

 心配そうに声を上げたキュアダイヤモンドのすぐ目の前に、いつの間に移動したのか、レジーナがいた。

「きゃあッ!」

 キュアダイヤモンドが驚きの悲鳴を上げたのと同時に、ラブハートアローは石化され、腹に見事すぎる回し蹴りが炸裂する。

「やあああああぁぁぁぁぁッ!」

“ずどががぁぁッ”

 キュアダイヤモンドはビルに突っ込み、バラバラとガラス片が降り落ちる。

「きゃはははッ! ふたぁりぃぃぃ」

 歪んだ笑みを浮かべてキュアハートを見つめるレジーナ。
 そのとき、レジーナの真上にはキュアソードがいた。レジーナからは死角になる方向から、キュアソードは矢のような勢いで、鋭い飛び蹴りを放つ。

“がしぃぃッ”

 明後日の方向を向いているレジーナはキュアソードの方を見ることもせずに、キュアソードの足首をがっしりと掴んだ。
 そしてそのまま、キュアソードを地面に叩きつける。

「かはぁッ」

 キュアソードはよだれを吐き飛ばしながら、だらしなく地面に寝転んだ。
 そしてカラカラと音をたてながら、石化したラブハートアローが地面を滑っていく。

「きゃははははッ! はい、さぁんにぃぃぃん」

 キュアハートはただ事ではない状況に恐怖し、身が固まってしまっていた。
 しかしそれでも気をしっかりもって、無理やりに平静を装っている。

「きゃはははははッ! お顔は笑ってても、足はガッタガタのブルンブルンに震えてるよぉ? 
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