奴隷という名の仲間?
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人の女の子は金髪と茶色で、短いツインテールと長いツインテールをしている。二人は手足を縛られ、猿轡をされている。先ずは茶色の子の猿轡を外してやる。
「ピナを、ピナを返してください!!」
すると、こんな事を言って来たので、拉致って来たのはシリカで確定だ。シリカはこっちが指定したんだけどな。格好はどちらも下着姿だ。
「おい、手を出して無いだろうな?」
「ああ。それと、脅しに捕らえた奴だ」
そう言って、竜が入った籠を渡して来る。
「返して!! アタシのピナを返してください!!」
「そんなにコイツが大事か?」
「そうです!!」
「なら、コイツを飲んで俺の奴隷となれ。そうすれば返してやるし、殺さないでおいてやる」
「そっ、そんな…………」
「ちなみに、ここにいる連中はほぼ全員がレッドネームの殺人者だ」
「私は違うけど…………」
「お前はリアルで殺してるだろ」
「それもそうね」
なんでも無い事のように料理に戻るシノン。
「ほら、早くしないとこの竜を殺してしまうぞ」
俺は毒の短剣を取り出してピナを傷つける。すると、直ぐにピナは毒になった。
「分かりました!! なりますから、ピナを殺さないで!!」
「なら、飲め。お前もだ」
「はっ、はい…………」
小学生くらいの金髪ツインテール少女にも猿轡を外して渡す。それで、二人の首に大鎌をセットしてやる。
「飲まなきゃ、首でも切り落とすか?」
「のっ、飲みます!」
「殺さないでください」
「「んぐっ」」
二人は気持ち悪そうにドロドロした物を飲んで行く。すると、急に苦しみだした。
「「あがっ、んぎぃっ!?」」
「自分のヒットポイントをみてみろ」
「「っ!?」」
それはみるみる内に減って行っているだろう。俺は別の薬を二人の口に入れる。
「「んぶっ!?」」
それによって、回復しているはずだ。
「この毒は特殊な奴でな。まず、決まった特殊な薬を摂取し続けなければ県内でもヒットポイントが減り続けて死に至る」
「っ!?」
「この薬を作れるのは俺とシノンだけだ。お前達が逃げたとしても、1日耐えたとしても二日目で死ぬ事になるだろう。つまり、お前達は俺から逃げられない」
「そっ、そんな…………」
「げっ、解毒方法は…………」
「もちろん、その薬も作れるが、製作者のレシピ次第で千差万別。わからないからな。もちろん、作る気は無い。おい、二人の装備は?」
「これだ」
「サンキュー。さて、それじゃあ、倫理は解除させてあるんだっけ?」
「ああ」
「そっか。それじゃあ、さっそく楽しませて貰うか」
「いっ、嫌っ、止めて
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