紗代と小次郎A
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なってきたな。
「じゃあ」
「ああ」
「「いざ、尋常に勝負!!!!」」
「「うらあああああああああ!!!!!」」
即座に、お互い切りあい、炎王鬼の剣と森羅がぶつかるが、炎王鬼が俺の力に負けて吹っ飛ばされる。
「みかけによらず力があるんだな…………」
炎王鬼は空中で体勢をととのえ、何事も無かったように着地する。
「あ〜、たしかにずるいな。よく聞け、俺は吸血鬼の真祖だ。こうみえて数百年生きてる。だから、手加減とか無しで全力で行こうぜ」
俺だけ種族ばらさないのはフェアじゃないしな。まあ、満月でさらに底上げされてるが。
「吸血鬼か…………西洋妖怪か。それも吸血鬼…………この夜に会いたくない相手だな」
「降参するか?」
「まさか! 炎王鬼、押して参る!!」
あはは、プレッシャー半端ないな。剣が炎の大剣になりやがった。さすが、炎王ってか。ここからか…………面白い!
「来い! 森羅が受けてやる!!」
「はぁ!」
炎の大剣を高速で打ち込んでくる。28連撃とか反則くさい。
「ぐっ! やるな! なら、雷鳴剣!」
こちらも刀に電気エネルギーを纏わせて切りあう。何度も何度も剣と刀をぶつけ合う。普通なら刀が折れるが、こっちとら封印してあるとはいえ、永遠神剣だ。そんじゅそこらの剣には負け無い。相手の剣は炎で、森羅の切れ味を防いでいる。
「「くっ!」」
すでにお互いの剣戟は音速を超え衝撃波を発生させている。
「…………すごい…………」
「こいつはまずいな」
「ダナ」
「なにがですか?」
「お互いが、まだ小手調べの段階ということだ」
「これがですか!」
「ああ」
「ドンドン周リガヤバクナルゼ! ゴ主人!」
「ああ。三重結界を張るか」
「お願いします」
村人は既に避難してるし、エヴァが結界を張ったようだ。なら安心だな。
「炎王鬼」
「なんだ?」
「上げてくぞ!」
「いいだろう!」
さて、こいつならどうだ!
「浮雲・旋一閃!」
「なに!」
肩を掴んで引きながら足を前に払って、敵を空中で回転させ、そこにさらに技を放つ。剣…………刀に集中してだ。
「雷鳴剣・迅雷!」
剣の電気エネルギーを使い加速させ36連撃を空中にいる為に回避不能の炎王鬼に叩き込む。神鳴流を開発して作り上げた奥義だ。
「ぐ。惑え炎獄!」
「ちぃっ!!」
急いでその場から離れる。奴は地獄の業火を召喚しやがった。くらったらやばい。
「やるな」
「貴様こそ」
「くくく」
「ふふふ」
「月下天衝!」
「斬神!」
爆音が響き、結界をふるわせ
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