暁 〜小説投稿サイト〜
DQ4TS 導く光の物語(旧題:混沌に導かれし者たち) 五章
五章 導く光の物語
5-25王子と踊り手
[3/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
うか。そういう話にすればいいんだな」
「……脳味噌まで筋肉ってわけじゃねえんだな」
「ところで、いつにする?早速、明日の朝でもいいか?」
「朝かよ……。オレは朝は弱えんだよな」
ブライが口を挟む。
「待ちなされ。魔法を用いての手合わせならば、鍛練場も無い町の近くでは出来ますまい。通りすがった者を、巻き込まぬとも限りませんからな。町を
発
(
た
)
ち、船に向かう途中か、
一旦
(
いったん
)
船に着いてから適当な場所に移動して行うのが良いでしょう。船の上では出来ませぬし、これから向かうキングレオでも目立つ
真
(
ま
)
似
(
ね
)
は出来ませぬでな。するならば、出航前ですな」
「それなら、さすがにオレでも目は覚めてるな」
少女も、意見を言う。
「パトリシアが、心配だから。それなら一度、船に馬車を置いてきたい。トヘロスを使えば、魔物の邪魔も、入りにくいと思う」
「ふむ。わしがマホカンタを使い、まとまっておれば、わしらはまず安全じゃが。馬車や馬までとなると、
覆
(
おお
)
い切れぬからの。それが良いの」
「ってことは、誤爆したらオレに返ってくるわけか。せいぜい、気を付けるか」
「誤爆って……」
「んなヘマはしねえがな。気を付けるってだけの話だ」
「それなら、いいけど。いくら兄さんの魔力が多くても、ムキになったらどうなるかわからない。旅立つ前になるんだから、やるとしても一本限りということで」
「そうじゃの。王子の体力は回復出来るが、マーニャ殿の魔力は、そう簡単にはいかぬからの」
「お風呂が
沸
(
わ
)
かせなくなっても、困りますわね!」
「すっかり燃料扱いだな。いいけどよ、もう」
話はまとまったと見て、少女が話を変える。
「それじゃ、明日ね。アリーナは、朝の鍛練はどうするの?」
「それはそれだ!
勿論
(
もちろん
)
、やるぞ!」
「そう。手合わせも、するの?」
「勿論だ!」
「そう。それなら、そのつもりでいるね」
「元気だな、おい。正直、気が知れねえな」
「さて。それでは明日に備えて、早々に休むとするかの」
「そうですね。それでなくとも、明日からは船旅ですからね。しっかり備えないと」
「クリフトさんも、よくお休みになってね。」
「はい。お気遣いありがとうございます」
翌朝、今度はブライの監視も無く、アリーナは少女と伸び伸びと手合わせをを行い――監視があっても伸び伸びとはしていたが――、鍛練の後にふたりは
厩
(
うまや
)
に寄り、宿の仕事の
合間
(
あいま
)
に訪れたホフマンに会う。
「おはよう、ホフマンさん」
「おはようございます!ユウさん……と、アリーナ様!あわわ、なんで厩になんか」
慌てるホフマンに、
頓着
(
とんちゃく
)
せず
挨拶
(
あいさつ
)
を返すアリーナ。
「おはよう、ホフマン!そうか、パトリシアは
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ