暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
無印編 破壊者、魔法と出会う
13話:決戦の火蓋
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かもしれない。

「エイミィ!プレシア女史に関して、もう少し詳しいデータを出せる?放逐後の足取り、家族関係、その他なんでも!」
「はいはい、すぐ探します」






しばらくし、資料をまとめてやってきたエイミィによって、詳しい事がわかった。
プレシアは自らの研究が失敗し、地方へ。数年後には行方不明という、何とも謎な経歴だ。

「プレシア女史もフェイトちゃんも、アレだけの魔力を放出した後だと、しばらくは身動きは取れないでしょう。その間にアースラのシールド強化もしないといけないし……。あなた達は、一休みしといた方がいいわね」
「あ、でも……」
「特になのはさんと士君は、あまり長く学校を休みっぱなしでも良くないでしょ。一時帰宅を許可します。ご家族と学校に、少し顔を見せといた方がいいわ」
「……はい…」
「ほ〜い」

リンディさんの提案に、なのはは少し難しい顔をしながら、俺は両手を頭の後ろに置きながら返事をする。
















高町家へ戻って翌日。昨日はリンディさんもこちらにやってきて、桃子さん達にこの十日間の事を放した。まぁ内容はほとんどでっち上げられたものだったが。

そして現在は久しぶりの学校。来て早々アリサやすずかに出くわした。

「そっか、また行かなくちゃいけないんだ…」
「まぁ、そういうことだな」
「大変だね…」
「うん。でも、大丈夫!」

アリサとすずかには、また明日行かなくちゃ行けないことを伝える。

「放課後は?少しぐらいなら、一緒に遊べる?」
「うん、大丈夫」
「俺も予定はねぇな」
「じゃあ家に来る?新しいゲームもあるし」
「え、ホント!?」

アリサよ、そう言う事はあまりそっぽを向いたまま言う事じゃないと思うが。

「あっ、そう言えばね。昨夜怪我してる犬を拾ったの」
「犬?」
「うん。すっごい大型犬で、毛並みがオレンジ色で…おでこにね、こう赤い宝石がついてるの」

その話を聞いたとき、俺となのはは思わず顔を見合わせる。まさか…いや、特徴がかぶりすぎてる。でも、なんで…?

















学校も終え、アリサの家へ。念の為ユーノにも来てもらい向かうと、そこには予想通り狼状態のアルフがいた。

[やっぱり、アルフさん…]
[あんたか…それに士も……]
[一体何があった。その怪我は?]

念話で話しかけてみるも、アルフは俺達に背を向けてしまった。だが、話す気がないと言うようにも見えない。

「あらら、元気ないな。どうした?」
「傷が痛むのかも。そっとしといてあげよう」
「うん…」

そう言って立ち上がる三人。すずかの腕にいたユーノは、降りて
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