第7話
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「おかえりなさい」
部室にジャンプすると、そこにはナギとシスターがいた。シスターはイッセーを見ると一目散に駆け寄る。
「イッセーさん、大丈夫ですか?」
「あ、ああ。アーシア、だいじょう―――痛ッ」
「どこか怪我してるんですか!? 見せてください!」
「あ、ああ」
イッセーは素直にズボンを捲って、傷を見せる。シスター・・・・・アーシアさんだったかしら? がその傷口に手を当てると、その手から淡い緑の光が発せられ、イッセーの怪我があっという間に消えてしまった。
「嘘・・・・・・」
「あらあら、これは」
私と朱乃が驚きの声を上げる。これは神器だ。しかし、悪魔を癒す物となると限られてくる。そして堕天使に狙われ、はぐれ悪魔祓いとともにいると言うことは、彼女は教会から追放されたのだと、簡単に予想がついた。
(悪魔を癒すこの子の力は欲しいわね)
どうにかして、この子を私の下僕にできないか考える。だが、まずはこの子を狙っている堕天使をどうにかしなければいけない。上に言わないで勝手に動いているようだし、おそらくこの子の神器が狙いでしょうから、必ずまた彼女を狙うわね。さて、どうしたものかしら・・・・・・・?
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