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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
R〜三人組誕生
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で」
「何でやん!?」


はっ!思わず鋭いツッコミをしてしまった。


「ふふふ……あはははは!!」
「くふふ、お、おなかいたい……」


そんな私とヴィヴィオのやり取りを見て馬鹿笑いをし始める残り二人。
と言うか今のそんなにおもしろかった?


「リオ……さっきね……か、顔が……」


あまりに二人が笑い続けているので何がおかしいのかと思っていたら、ヴィヴィオがものすごくプルプル震えながらそう言って端末を差し出してきた。
その中身を見て、二人が馬鹿笑いした理由を悟った。


その写真に写る私の顔は、なんというか、そう。
おっさんみたいだったのだ。


「oh、マジかいな………」


思わずそんな声が漏れた。
それから三人が復活するのに10分ほどの時間がかかった。




side コロナ


あの後仕事に戻ったセインと別れ、帰路についた私達。
連絡先の交換も終え、別れ道に差し掛かる。


「それじゃ私あっちだから」


ここではヴィヴィオだけが別れる。


「またね、リオ!コロナ!」
「また明日ね」
「ま、またねヴィヴィオ!」


リオは若干緊張気味だったがちゃんと返事を返していた。
ヴィヴィオの姿が見えなくなると、リオがこちらを向く。


「ヴィヴィオってさ、凄いよね。社交的で、初めて会った感じが全然なかったよ」


リオのその言葉は羨望が混ざっていた。
確かに私もヴィヴィオと出会って、八神司令や士郎さん、なのはさん、フェイトさん、ランスさんと色々な人に出会って私も変わった。
切欠を作ってくれたヴィヴィオは大切な友達だ。


「ヴィヴィオはヒーローを目指しているからね」
「そうなんだ。やっぱり凄いな…」


ヴィヴィオの夢……士郎さんのように強く、なのはさんのように優しい人になることだと言うことは知ってはいたものの、それでも凄いと思う。


「ヴィヴィオのおかげでコロナとも友達になれたしね」
「うんうん。最高の友達だよ」


私の魔法の目指すべきところを指摘してくれたのもヴィヴィオだったし、本当に大切な親友だと胸を張って言える。


「だけど、コロナも凄いよ」
「え?」
「だって、私が馴染みやすいようにあんな風に接してくれたんでしょ?」
「まぁ……うん」


確かにリオのために多少はっちゃけたと言う自覚はある。
しかし、何故見抜かれたのだろうか……?


「リオはどうしてあれが気遣いだって気づいたの?」
「常に成績上位者のコロナが何時もあんなことしてるとは思えないからね……」


そういうことか。掲示で私の名前を見たことがあったから気づけたのだろう。
そう言われたら途
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