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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
R〜三人組誕生
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side コロナ
三年生の三学期。中間試験の勉強をヴィヴィオと図書室でしていた私は一人の少女と出会う。
その出会い方はというと……
「あ、危ない!!」
私とヴィヴィオの出会いのときとまったく同じ状況だった。
知らない人のために説明すると、本をとろうとする女の子→届かなくて背伸び→バランス崩す→ヴィヴィオ助けに行く→今ここ。という流れだった。
私の時と違うところをあげるならば……
「大丈夫?」
ヴィヴィオが華麗な動きで女の子をお姫様抱っこで受け止めたことくらいだ。
いや、知ってましたよ?ヴィヴィオが訓練で強くなってることは。
でも、なんか……羨ましい。私の時はあれだったわけだし。
「う、うん……ありがとう」
「どういたしまして……あれ?その本は!!」
「知ってるの?」
さっき受け止めたこと以外は違いがない、と言ったけど、あれは嘘だ。
今回は共通の話題があったようだ。して、その話題の本とは……
『名探偵だよ!狸さん : 著えたやひまがY』
と言う題名の推理小説だ。
著者は私たちの知り合いの一人である。
「これ、面白いよね!!狸さんシリーズ!!」
「そ、そうだね……」
詰め寄る女の子に苦笑いのヴィヴィオだった。
…………………………………………………………………
「お恥ずかしいところをお見せしました……」
時は移り、女の子と私とヴィヴィオで対談中。
あの後冷静さを取り戻した女の子……リオ・ウェズリーさんは謝ってきた。
「全然!コロナの本好きに比べれば……」
「ヴィヴィオだって優君のことになると……」
「「ぐぐぐ……」」
と、ヴィヴィオと睨み合っていると、
「ぷっ……あはははは!!」
リオさんは大笑いした。
「ふふっ…あははははは!!」
「くふふ、ははははは!!」
場所がどこかも忘れて私達は大笑い。
しばらくして周りの視線に気づくまで笑っていた。
side リオ
中庭に移動した私達は話を続ける。コロナが話してくれたのは二人の出会いについてだった。
「へぇ〜。そんなことがあったんだ」
「そうそう。ヴィヴィオって転ぶ人と縁があるのかもね!」
「二人とも自虐ネタなのわかってる?」
…………………………………………………………………
その頃……
「くしゅん!!」
「どうした、なのは。風邪か?」
「何だろう、噂された気がする……」
「うわさー?」
ヴィヴィオの母親がくしゃみをしていたようだ。
………………………………………………………
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