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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
N〜『魔法使い』がやってくる(中編)
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話、本局の食堂で行われているのである。
きっとそのときの周りの人たちの心はひとつだっただろう。


『家でやれよ』





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さてさて、時は流れて結婚式当日。
私、高町なのははと言いますと、はやてちゃん、リンディさんと共にフェイトちゃんの着付けを手伝っていました。リンディさんの希望で着物でやるんだそうです。それにしても着るの大変そう。


「ど、どう?変じゃない?」
「大丈夫大丈夫!すっごく綺麗だよ!!」
「ええ。これならランスさんもぞっこんよ♪」
「やべぇ、襲いたくなる……」


髪を結い上げ、化粧をしているフェイトちゃんは同性の私達から見ても思わず息を呑むような美しさだった。
約一名おかしなことを言っているが、無視することにしよう。


「さあ!あまり待たせても悪いし、行きましょうか!!」
「ええ!?ちょ、ちょっと待って!心の準備が……」
「問答無用じゃヴォゲええ!!」


娘の晴れ姿にハイテンションになったリンディさんと最早よくわからない状態になったはやてちゃんに連れ去られる形で会場に向かったフェイトちゃんを苦笑いで見送る私であった……。




…………………………………………………………………


「で、結局どたばたしちゃったんだよね」
「そうそう!はやてが暴走するし、ランスは悪戯するし…」
「あらら……」


結局フェイトちゃんの結婚式は酒が入ったはやてちゃんとランス君の暴走でフェイトちゃんはもみくちゃにされて大変そうだった。ランス君はどさくさに紛れてフェイトちゃんにセクハラをしていたらしいし。
だけど、フェイトちゃんは幸せそうだったし、良い結婚式になったと思う。


「じゃあ次はなのはだよ」
「わかったよ」


そうして私は語り始める……。




side ランス


女性陣が別室で盛り上がっているのと同時刻、俺達は酒を飲みながらリビングである会話をしていた。それは……


「お前ら、制服エプロンってどう思う?」
「「制服エプロン?」」


ハモったことでお互いを少し睨むアーチャーと坊主。
しかし、この会話は腹を割って話すべきもの。険呑な空気はお呼びでないのだ。


「まあ二人とも落ち着け。まずだな、俺が体験した話を聞かせてやろう」
「実体験か。それは興味深いな」


意外にアーチャーが食いついてきた。


「これは大分前の話でな、六課が解散してすぐの時だ」




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「帰ったぞ〜」


クロノからの呼び出しで本局に行って帰ってくるとだな、


「お
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