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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
N〜『魔法使い』がやってくる(中編)
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side なのは


夜。私とフェイトちゃんと凛さんは私と士郎君の部屋にいた。
その理由はというと……


「さあ、暴露大会を始めましょうか」


凛さんの一言で火蓋を切った暴露大会。まずはフェイトちゃんからだ。


「それじゃあ何を話す?」
「そうね、結婚式の事とか?私忙しくて式挙げてないのよね」
「そうなの!?」
「でもいいのよ。人の話聞くだけでも楽しいから」
「それじゃあ私のを話すね」


フェイトちゃんはそう言って自分の結婚式のことを話し出した。




………………………………………………………………


「そう。ようやく決心してくれたのね」

 
通信で話すリンディさんとフェイトちゃん。
2人とも笑顔だ。


「それで、式の段取りとか相談したいんだけど……」
「あら、その心配はないわよ」
「え?」


驚くフェイトちゃん。
リンディさんの真意がわからないからだ。


「もう終わってるから」
「……ど、どういうことですか?」
「それはね……」
「はーい!それは私が説明しまーす!」
「エ、エイミィ!?」


いきなり通信に参入したエイミィさんが説明を始める。




………説明中………


「つまり、母さんたちもミッドに来るんだね?」
「そうよ。娘の晴れ姿を拝むために頑張ったんだから♪」


書類手続き、式場の用意、その他諸々の準備は既に終わっているらしい。
あとは本人たちのサインだけで準備は完了だそうだ。
準備が速すぎる……。


「それじゃあ書類送って置いたからね。式場の場所、日程とかは貴女とランスさんのを調整して決めてあるから確認しておいてね」
「はい、わかりまし……ってええ!?」


驚いて素っ頓狂な声を上げるフェイトちゃん。
まあそれが普通の反応だよね……。


「じゃ、そういうことで。またね、フェイト」
「ちょ、ちょっと待っ…」


そして通信は無常にも切られた。




…………………………………………………………………


「と、言うことがあったの…」
「マジ?」


翌日、送られて来た書類と共に今までの経緯をランス君に説明するフェイトちゃん。
書類には、リンディさんの手紙が一緒に付いてきたので、それを見ながらなのだが……。


「まさか婿養子とは……しかも日程まで完璧に調整されてやがる」
「ご、ごめんね。母さんが勝手に……」
「いや、いいさ」
「え?」


俯いていたフェイトちゃんが顔を上げる。


「どんな形だろうとお前とその子と一緒に居られるならな」
「ランス……」


その一言で桃色空間が発生。
ちなみにこの会
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