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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
L〜初合宿!
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「フフ、やはりお前との手合せは心が躍る」
「そうだな、お前ならこの新技出しても構わねえだろ」
こんな感じで
戦闘狂
(
バトルジャンキー
)
さんたちが勝手に盛り上がっているんです。
止めようにもフォワード達は士郎とヴィータが連れてってもうたし、なのはちゃんとフェイトちゃんもおらんし、ドナイセーッチューンジャー!って感じや。
「じゃ、いくぜ!」
「む………これは………」
勝手に模擬戦を始めだす二人。しかし、ランスの使う新技に驚くシグナムは距離を取った。
「おいおい、かかってこいよ?」
「ランス、何だその技は……」
「あ?魔力を手足に集束させてるだけだが?」
おいおい、今こいつとんでもないこと言ったよ。つまりは『私ブレイカー纏ってますよー』ってことやろ?シグナムが近づきたくないのもわかるわ……
「少ない魔力で多大な効果。集束打撃、とでも言ったところか」
「残念だったな。打撃だけじゃあねえぜ?」
そう言うとランスは槍で突きを放つ。
その軌道から青い何かが飛び出した。
「……ちぃっ!」
その何かを避けるシグナム。
その後ろには薙ぎ倒され、無残な姿になった木々の姿があった。
「……随分とふざけた威力だな」
「まだまだ序の口だぜ?」
「それは、楽しめそうだな!!」
完全にお互いしか見えてないよ、あの人たち。
付き合ってたら命がいくらあっても足りない。
そんなわけでフォワード陣の所へと向かうことにした。
side ヴィータ
現在、あたしと士郎でフォワード陣の訓練をしているのだが……
「ぜぇ、ぜぇ……」
「ひぃ、ひぃ……」
「どうした?スバルとエリオを見習え二人とも」
へたり込むティアナとキャロに対してそう言う士郎。
だが、別に二人が体力がない、とかではないのだ。
士郎の訓練がオーバーSクラスを対象としているものなのだから。
ついてこれる方がおかしい。
「なんで……アンタたちは……無事なのよ……」
「僕はランスさんに言われた基礎訓練を欠かしていませんので」
「あたしはご飯一杯食べてきたから」
待て待て。エリオはわかる。だがスバル。お前はどうなっている。
「そんな理由で、なんて…………」
やはり、というかキャロが落ち込んでしまった。
ティアナは睨みを利かせ、士郎は呆れている。
「……まあいい。10分後に模擬戦だ。それまでに陸戦場に来るように」
そう言って陸戦場に向かった士郎と入れ替わるような形ではやてがやって来た。
「やっほー。みんなの様子はどうや?」
「かなり成長したみてえだ。あたしも油断してたら負けちまうく
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