暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
L〜初合宿!
[3/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
!!あなたに一体何があったわけ?」


ティアナさんが『何言ってんのこいつら?』的な目を向けながら説明するルーテシアさんに詰め寄る。


「ルールーは昔っからこんなんだぞ?」
「皆さん知らなかったんですか?」


アギトさんとキャロさんがそう言うも、皆さん納得がいかないようです。


「うう、エリオさん、皆がいじめるよ……ヨヨヨ」


そんな皆さんを見て嘘泣きを始めるルーテシアさん。
その様子に皆さんは、


「これがこいつの地か……」


と、渋い顔をしていたのが印象的でした。




side はやて


あ、ありのままに今まで起きたことを話すよ!
カルナージに着いたらなんかすごく仲良くなれそうな性格と化していたルールーとの出会いに始まり、広大な森の陸戦場に空間シミュレーター、更には訓練用機械兵製作装置などメカヲタ達が喜びそうなものまで完備されていた。ルールーに聞くと、『ガリューと作った。反省はしていない』と模範的な解答をしてくれて思わずハイタッチを交わしたりといろいろあった。
そして現在、私、八神はやてはと言いますと……


「ちょ、士郎さん?何故私は上下左右全方向を魔力弾で囲まれているんですか?」
「回避訓練の一環だ」
「んなわけあるかあ!!ならこの天の鎖(エルキドゥ)はなんなんや!?」
「大丈夫だ、安心しろ。魔力弾は非殺傷にしてある」
「いや、私セットアップすらしてないんやけど………」


と、絶賛大ピンチなんです。
主のピンチだというのに、我が家族たちはというと………


「はやてちゃん……治療は、任せてくださいね」
「まあ自業自得じゃね?」
「すみません、我らには、どうすることも……」
「楽しそうですね……」
「シグナム!?」
「は、はやてちゃ〜ん……」


上から食らう前提で話すシャマル、完全向こう側のヴィータ、比較的まともな対応に見えるが、全く助ける気がないザフィーラ、発言が意味不明なシグナム、それに驚くアギト、おろおろするリイン。
誰も、助けてくれません。


「さあ、神への祈りは済んだか?」
「ちょお待って!?完全殺る気やんか!?」
「魔力弾一斉掃射!!」
「いやああああああああああああああ!!!!!」




…………………………………………………………………


「全く、死ぬかと思ったわ……」
「復活するの早いですね……」


で、合計200以上の魔力弾を喰らった私だったが、そこは生きるロストロギアの名を持つだけあって20分ほどで復活した。
アギトが呆れてたけど、んなこたぁ分かってんだよ!この蛇野郎!と、最速の兄貴の名言で誤魔化す。
しかし、目の前のこれ、何とかならんの……?


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ