暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
K〜特別事件対応課
[5/5]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
の技たる射殺す百頭だ。
これならば奴も流石に倒せただろう。
そう思い奴の居た方向を見る。
するとそこにあったのは10個の結晶。
やはり奴は今回の件のロストロギアの暴走体だったようだ。
回収を終えて子供たちを守っていた結界を解除し、帰ろうとすると、
「ありがとう!お兄さん!!」
「お兄さんはヒーローなの?」
助けた子供たちが群がってきた。
ヒーロー、か。私はそんな大それたものではない。
だから問いかけにはこう答えた。
「お兄さんは、アーチャー。通りすがりの弓使いだよ」
「「「「アーチャー……」」」」
「それじゃあそろそろ管理局の人が来るからその人たちに着いていきなさい」
そう言って立ち去った。
side クロノ
「士郎。いったいどういう事なんだ?」
事件解決から1週間。そこで僕は部下たちからある噂を聞いて士郎を呼び出した。
「どう言う事、とは?」
「あの世界で『赤いアーチャー』と言う噂が出来ているみたいなんだ。何か知っているんだろう?」
聞いた噂とは、アーチャーと名乗る人物があの世界で英雄扱いされているらしい、という事だった。
お礼がしたいから、と本局の方に捜査依頼まで出されているらしい。
しかし、彼の存在は局内以外では公になっていない。さらに言えば現在の局の中核の意見では下手に一般人にその存在を知らせるわけにはいかない、との意見が多い。
そのために本局では対応に困っているのだった。
「あー……。助けた子供たちにな、姿を見られているんだ。その時に名を名乗れぬものだから咄嗟に……」
「全く……とりあえず、正体不明の男という事で誤魔化しはしたが……今後は気を付けてくれよ」
「了解した」
しかしこの後も何度か姿を見られ、赤い弓兵と青い槍兵と言う二人の噂が次元世界中に生まれてしまうのであった。
………このことで僕の仕事量が二倍近くになってしまったのはまた別の話である。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ