暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
閑話02「IS学園男子寮の早朝」
[2/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
のエルボーアタックや!」
鏡也
「喰らうかって〜のっ!!」
[ゴウッ!!]
背後からの奇襲を身体を捻ることで避け、そしてその勢いのまま新たに現れた人物へ回し蹴りを放つのだが――、
関西弁の男子
「ハッ!」
三戦
(
サンチン
)
関西弁の男子
「呼っ!!!」
“三戦”、それは空手道に古くから伝わる守りの型!!
呼吸のコントロールによって完成されるこの型は、完全になされた時にはあらゆる打撃に耐えると言われる。
鏡也
「ちっ…防がれたか」
関西弁の男子
「…そんでもってあんさんの動きは制限されたで」
鏡也
「っ!?」
[ゆらり…]
ケイン
「ククク、チャーンス♪」
関西弁の男子の言葉をかわぎりに背後からの気配を察するが時は既にお寿s―――時は既に遅し
鏡也
「しまっ!?」
[ガシッ]
関西弁の男子
「逃がさへんでぇ…」
ターゲットを逃がさぬよう、自身の腹筋に当てられた片足をしっかりと押さえこむ関西弁の男子。
ケイン
「喰らえキョーヤ!! 積年の恨みぃぃぃぃいいいっ!!!」
[ゴウッ!!!]
いつの間にか手にした獲物を
鏡也
(
ターゲット
)
に目がけ振りおろす。
鏡也
「くっ!?」
死角からの攻撃に対して回避不可能と判断し、身構える鏡也。
そしてソレは鏡也の頭上へと迫り……、
[ピコンッ♪]
大変可愛らしい音を鳴らすのでした♪
関西弁の男子
「ぶはははっwww」
ケイン
「やり〜三段構え成功ww」
関西弁の男子&ケイン
「「イェーイwww」」
[[パーンッ!!!]]
鏡也
「く、屈辱だ…。ハリセンで叩かれるなら兎も角、ピ○ハンで小突かれるだなんて……」
予想外の精神的攻撃に思わずorz状態で打ち惹かれる鏡也。
ダメージを覚悟して身構えたというのにまさかの
玩具の小槌
(
ピコハン
)
で軽く小突かれる始末。
そして何よりも爆笑してながらハイタッチを交わしている眼の前の実行犯が物凄く憎い。
ケイン
「なぁなぁキョーヤ。今どんな気持ち? 今どんな気持ち〜?」
しゃがんで覗き込むようにしてそう訪ねるケイン。
顔は完全ににやけており、あからさまにこっちの心情をわかっているその態度に鏡也以外の誰がやられてもこう思うだろう。
鏡也
「(うぜぇ……)」
関西弁の男子
「因果応報。やったらやり返されるんやで鏡也先輩♪」
未だにorz状態の鏡也を見下すようにそう告げる関西弁の男子。
そのとき、鏡也の中でプツンっと何かが切れた。
鏡也
「そうか…」
なら、やり返してもいいん
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ