暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第2.5話 学校と決まり事 詩乃SIDE
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
「いいんだよ。別に」
「でも、秋人これで完全にクラスで浮いたわよ」
「ハハハ、それはそれで結構だよ」
秋人は笑顔を浮かべ笑い飛ばす。
お調子者というかお人よしというかこちらまで笑いたくなってくる。
そんな話をしているとスーパーについた。
スーパーに着くと秋人は目を輝かせながら店内に入っていった。
私は小走りで後を追いかける。
買い物を終えると秋人は両手に買い物袋をぶら下げていた。
私も買うものはなかったが特売でいいものがあったので買っといた。
「詩乃のお陰で出費が安く抑えられて助かったわ」
「そう、よかったわね」
そう言うと秋人は私の買い物袋を見つめだす。
どうしたのかしら?
「なぁ、詩乃はさ、カレーって食えるか?」
「?えぇ、食べれるけど」
急に脈絡のない質問をされた?
頭に疑問符を浮かべながら質問に答える。
「辛口と中辛と甘口、どれ派だ?」
「・・・中辛」
「肉は牛と豚、鶏どれが好き?」
「鶏ね」
本当にどうしたのかしら?
少し心配になって来た。
「よし!詩乃、今日から一緒に晩飯食おうぜ」
「え!?」
秋人の提案に思わず声を上げてしまった。
秋人と一緒に夕食って・・・悪い気はしないけど
「べ、別にいいけど・・・でも、どうして?」
気づかれないように一歩下がり、質問をする。
「一人で食べる飯は寂しいもんだからな。だったら、一緒に食った方が寂しくないだろ。
それに、一人暮らし同士、仲良く食べようぜ」
その理由に私は唖然とする。
そうだった、秋人は、こういう奴だった。
それを思い出すと自然と笑えてしまった。
「わかったわ」
「よし、ならカレー作って行くから少し待っててくれな」
「私の所を使っていいわよ。そっちのほうが楽でしょ?」
「そうか?なら、お言葉に甘えさせてもらうわ」
こうして秋人と夕食を毎晩食べることになった。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ