第5章 X791年編
親子
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ャンセルフィールド》同様に白と黒の空間の様なものが一瞬現れ
白と黒が、透明となった皆さんに襲いかかる。
「「「「「「ぐわあああああっ!!!!」」」」」」
「「「「「「きゃあああああ!!!」」」」」」
「「「何するんだー!!?」」」
「何であたしまでー!!?」
スゥ!
「よし!」
俺はそれをやめた。
「んぁ!?」
「姿が見えてる!!?」
「けど・・・ダメージがあるぜ・・・!」
そう、混沌の消滅は光闇領域とは違い、
相手の魔法ではなく、相手の体に光と闇の魔力を体の中に与え、ダメージを与える。
一定の量だと、魔法の薬などの効力な物は無効化される。
また、強すぎると、相手の魔力を空にする事ができる。
「大丈夫だったか、ウェンディ!」
「お兄ちゃん・・・。」
「ごめん・・・痛かったか?」
俺はすばやくウェンディの下へ駆けつけ、そう言う。
「「「「「「俺達の心配もしろぉぉっ!!!」」」」」」
男性人達が怒鳴ってそう言ってきた。
「まぁ・・・よいだろう。事が悪くなる前に戻れて助かった。」
エルザさんが体をふらふらしながらそう言った。
「ていうか・・・ルーシィの時、フリード達やあんなことするくらいだったら、
コージを呼べば良かった気がするよぉ・・・。」
「ダメージが、あるのは痛いけどね。」
ハッピーの言葉にシャルルがそう言うのであった。
「・・・あは!」
「「?」」
「やっぱり楽しいね!ギルド!!」
ミントはそう言い、笑っていた。
夕方頃・・・
「そうだったの・・・。」
ウェンディとシャルルにだけ、ミントの両親の事を話した。
「よかったね、あの子。」
「シャルルやハッピーも、いずれ会えるだろ?」
「・・・そうかもね・・・。」
シャルルはまだ気づいているのか、いないのかはわからないけど、
あいつの親は・・・あの女王様だってのはいずれ・・・
「・・・お母さんか。」
ウェンディがそう言った。
「会えるはずさ・・・絶対に・・・!」
「そうだね・・・お兄ちゃん・・・。」
ウェンディは俺の手を握って、そう言った。ただ・・・
「(何でだろうな・・・この不安・・・俺、父さんと母さんに会えるかな・・・?)」
そんな不安が、何故か俺の心の中から出てくるのだった・・・。
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