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混沌の魔術師と天空の巫女
第5章 X791年編
親子
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スへ行った時の事を話した。

「な・・・!?」

「本当ですか・・・!?」

「はい。俺の仲間達もいますし、今このアースランド(世界)
 エクシード達がいますので、彼らが証人となります。今は確か・・・
 マグノリアという街の近くに住んでいる筈です。」

「・・・・・・。」

「あなた・・・。」

「アホォー・・・。もういいよ。娘は見つかったんだ。そこへ行って頼もうぜ。」

「・・・そう。」

「・・・ミント。」

「何?」

「どうするんだ。」

「ふぇ?」

「ギルドに戻るか?それとも、両親と一緒に住むか?」

俺は少しそれが気になり、ミントに訪ねた。

「・・・何言ってんのよぉ〜。」

「?」

「だって、マグノリアの街の近くに住む所があるんだよ?
 お父さんとお母さんにはいつでも会えるよ。
 それにまだ気がついていないハッピーとシャルルに申し訳ないじゃない。」

「・・・・・・。」

「それに妖精の尻尾(フェアリーテイル)はもう1つの家族で、仲間じゃない。」

「・・・・・・そうだったな。」

何バカな事を聞いたんだろうな、俺は・・・。

「ねぇ、途中まで一緒に帰らない?コージがいれば、どこへでも行けるから。ね?」

ミントは自分の両親に向かって、そう言った。

「いや・・・俺達は俺達なりで行くよ。」

「私達、色々とこのアースランド(世界)を見たいから。」

「・・・そう。」

ミントはシュンと暗くなった。

「アホォー!マグノリアってとこはお前のいるギルドがあるとこで、
 今エクシードのみんながいるとこだ!いずれかは、こっちから来る!!」

「待っていてね。」

「・・・!うん!!」

ミントは喜んでいた。

「おい。」

「?」

「娘の・・・・・・ミントの事、よろしく頼むぜ。友達の子にもな・・・。」

「女王様のところへ私達いつでもおるわよ。」

「・・・わかりました。」

「お父さん・・・お母さん・・・うん!」

「じゃあ帰ろうか!!」

「絶対に・・・会いに来てね!!お父さん!!お母さん!!」

俺とミントはそう言い、ミントの両親と別れた。

「「・・・・・・・・・。」」

コージとミントが見えなくなった後、2人は泣いていた。

「よかったね・・・あなた・・・娘が見つかって・・・!!」

「本当だぜ・・・アホォー・・・。」

涙を流し、そう言っていた。






























妖精の尻尾(フェアリーテイル) ギルドにて・・・

「たっだいまー!!」
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