第五十三話 油断したせいで貫かれたぜ……
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以上の火力を感じる。
そしてそのターゲットは、もちろん闘悟達だ。
このままでは直撃だ。
だが、ローブの人物はガルーダの殺気を受け、腰を抜かしてしまう。
体に力が入らず、微かに全身を震わせている。
上級ほどの魔法を使った上に、これほどの殺意を受ければ心身ともに堪(たま)らず、立っているのもままならないだろう。
闘悟はそれを見て、ゆっくりと立ち上がる。
そして、ローブの人物に向かって言う。
「そこを動くなよ」
「え? ア、アンタ、でも怪我……?」
「大丈夫」
闘悟は向かって来る猛火を見つめる。
そして、ニヤッとする。
「終わらせてやるぞ、鳥ぃ!」
すると、闘悟は猛火の中に飛び込んでいった。
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