精霊強化月間
[5/9]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
がな。
「これで計測終了だな。どうするんだ?もう、夕食の時間だが」
「よかったら食べてくか?」
「そうだね、お言葉に甘えよう。いいかな?」
「ああ、かまわん」
「んじゃ、バーベキューにするかな。いい肉と酒もあるしな」
「ヤッタゼ。カイタイサセロヨ!」
「ああ、好きにしろ。んじゃ準備してくる」
「手伝うぞ」
私は、シオンの後を追い一緒に台所で手伝った。
次の日の朝、二人は去っていき私たちも準備している。
「エヴァ、旧世界に行くぞ」
「わかった」
場所まで聞いていなかったな。
「旧世界でなにするんだ?」
「ああ、聖地を手に入れる」
「聖地か…………って、何個あるかもしれんのにか」
「ああ、買い取って結界と守護者を置く。極悪のな」
「それは、面白そうだな。では、いくか」
「ああ、ムーお留守番よろしく」
「GRU」
ふふふ、ふたりで旅行だ。楽しみだぞ。かれこれほぼ200年ここから動いてないからな。レンは旅行というか人ごみ事態が嫌いだからでてこないし、ほぼ二人っきりだ♪
「どうした?」
「なんでもない♪ ほらいくぞ♪」
「ああ、じゃいくか」
「ところで、どうやって旧世界に行くんだ?」
「こいつを使う」
ちっこい竜を出してきた。こんなのいたかな?
「なんだそいつは?」
「こいつは次元竜の幼竜クーだ。こいつの力で次元をわたることができる。まだ、子供だから旧世界の聖地くらい強い土地にしかいけないがな」
「つまり、今回は逆に都合がいいということだな」
にしても、可愛いな。よしよし、デートの邪魔するんじゃないぞ。
「さて、行くぞエヴァ」
「ああ、行こうシオン」
私たちは、クーの力によって旧世界の聖地へとでかけた。
1年後、12箇所の聖地全てを大量の金を使って購入し、そこに守護者に精霊やドラゴン、魔獣達を置いた。もちろん、認識阻害に人払いなどの結界のオンパレードも施した。聖地そのもの魔力を使うから永久機関だ。もちろんデート観光も行った。
「聖地は終わったな」
「ああ、いい材料も入った」
「なあ、シオン次は日本に行きたい」
日本…………いってみたいんだよな〜とくに抹茶が飲みたい。
「ふむ、日本か…………」
「だめか?」
「いいぞ」
「…………やった」
日本だ、日本に行ける!
わぷ、きゅうに頭をなでられた…………気持ちいい…………って、ちがうちがう。
「こら、撫でるな!」
「ちょうどいい位置にあるエヴァの頭が悪い」
「くっ…………ふん。今は気分がいい好き
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ