暁 〜小説投稿サイト〜
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Epic7金の閃光・運命来たる〜The CharioT〜
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」ちょうど好いタイミングで戻ってきたアルフと挟撃する。
――ブリッツフィスト――
――サイズスラッシュ――
――ラウンドシールド――
銀色に輝くシールドを両面展開して、私とアルフの攻撃を防いだ。でも「無駄だ・・・!」私のサイズスラッシュは、発生させている魔力刃にバリア貫通・刃の魔力強化をする魔法なんだ。例えシールドでも斬り裂いて見せる。
私に使われたシールドを斬り裂き、返す刃であの子に一撃を与えようとしたけど、急上昇することで避けられた。追撃しようとした時、『待ってフェイト!』アルフからそんな念話が来た。アルフがニヤニヤ余裕を見せてる。それがどうしてなのかすぐに判った。
「しまった・・・!」
――リングバインド――
あの子はアルフが設置していたバインドに引っかかった。グランフェリアにも通用したバインド結界。“バルディッシュ”をデバイスモードに戻して、「ごめん」逃れようともがいてるあの子に謝る。前面に魔法陣を展開。先端を向けて、
「サンダー・・・スマッシャァァァァーーーーーッッ!!」
砲撃を放った。スマッシャーは一直線に突き進んで・・・直撃した。あの子が力なく落下し始める。アルフに『助けてあげて』念話を送る。アルフは『あいよ』って応えてくれて、落下し続けるあの子を抱き止めて、私と一緒に地上に降り立った。
「フェイト。コイツどうする?」
「そのまま寝かせておけばいいよ。私たちはジュエルシードの回収に専念すればいい」
少し仮面の下の顔が気になったけど、下手にいじって起こしても面倒だ。近くに設けられているベンチの上に寝かせて、私たちはジュエルシードの攻略に戻る。今なら本気を出せる。まず試しにサンダースマッシャーを撃ってみたけど、見事に時間移動の効果に呑まれて消えた。射撃と砲撃じゃダメだということが判った。なら次は広域攻撃だ。空に上がって、時計の真上に移動。
「バルディッシュ。シーリングフォーム。サンダーレイジ、いくよ」
≪Yes, sir≫
“バルディッシュ”をシーリングフォームへ移行。柄頭から4枚の羽が生まれる。足元に魔法陣を展開。初撃の雷撃はバインド効果を持っていて、攻撃範囲内の対象を全て拘束できる。だけど、その雷撃ですらジュエルシードの力に掴まって時間移動させられた。それでもまだ終われない。
「サンダー・・・レイジィィーーーーッッ!!」
本命の一撃を発射。魔法陣の放射面からさっき以上の雷撃が、時計に落ちる。強烈な発光、空間の歪み、文字盤の浮上、そしてサンダーレイジの消滅。消費した魔力が元に戻っているのが判る。広域攻撃でも通用しなかった。
「どうすんだいフェイト! 魔法すら通用しないって、これ詰んだんじゃないかい!?」
「うん・・・。魔力消費も一緒
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