暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic7金の閃光・運命来たる〜The CharioT〜
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――
瓦解せる喰飲の龍咆
(
アルティフォドス
)
――
「水の・・・!」
「龍・・・!?」
池の水が龍の形となって現れた。あの子が「負けたら大人しく退く。いいね?」そう確認してきた。勝つ自信があるから「判った」即答。アルフも「後悔すんじゃないよ!」ってあの子を指差す。あの子が「決まりだ」って指を鳴らすと、水の龍が雄叫びを上げながら突進してきた。
「ファイア!!」
試しに迎撃してみる。ランサーが次々と着弾。龍の頭を砕くことが出来たけど、すぐに再生して完全には潰せなかった。術者のあの子を墜とせばたぶん潰せる。「アルフ! 行くよ・・・!」コンビネーション開始を告げる。
「おうッ!」
――フォトンランサー・マルチショット――
アルフのランサー8基があの子に向かって飛んで行く。それと同時に私はブリッツアクションで最接近を試みる。あの子の背後、死角に回り込めた。“バルディッシュ”の電撃の魔力刃による斬撃、サイズスラッシュを打ち込もうと振りかぶった。
――
止め処なき水塵の流壁
(
デファンクテース
)
――
「な・・・っ?」
だけど魔力刃が到達する前に私とあの子の間に滝のような大量の水が流れ落ちてきて、魔力刃が水圧に負けて砕け散った。
「高機動力を活かしての奇襲・急襲があなたの基本戦術だって、その薄いバリアジャケットと相まって判断できる。なら真正面以外への攻撃を警戒しておけば問題ない」
「っ!」
滝の向こう側に居るあの子の影が動くのが判った。直感ですぐにその場から離脱。その直後、滝が砲撃みたいになって私がたった今まで居た場所を押し流していった。
「こんのぉぉぉおおおおおお!!」
――バリアブレイク――
アルフが水の龍を引き連れながらあの子に突撃。アルフの繰り出す拳を、あの子は防御でも回避でもなくて腕を掴み取って、アルフを背負うようにしてジュエルシードの方へ放り投げた。また発動するジュエルシードの時間移動の力。アルフが歪みに呑まれて消えた。水の龍はそのまま崩れて、ただの水になって地面に落ちた。
――ソニックブーム――
「え・・・?」
信じられないものを見た気がする。あの子の姿が掻き消えたと思えば、背後に気配。
(私のブリッツアクションと同系統の移動魔法・・・!?)
振り返る前に“バルディッシュ”がオートでディフェンサーを展開してくれたおかげで、
「あ、惜しい」
あの子のパンチの直撃を受けずに済んだ。急いでそこから離れて、「アークセイバーッ!」“バルディッシュ”を振るって、ディフェンサー消失と同時に魔力刃を飛ばす。あの子は空へと上がって避けた。空戦は望むところだ。あの子は両手に魔力弾を作り出して投げて来た。私も空へ上がることで避けて、「フェイト!
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