第五話 Community (前編)
[20/20]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
スメの飲み物はありますか?」
それに対し、横の客は即答で答えた。
「えと、ムサシノ牛乳…はどうでしょう。きっと“リーダーさん”は喜びます」
その返答で確認ができた。この客、私服の女子学生が新たな志願者だと。
「お待たせしました。では行きましょうか」
「は、はい」
そして、女子学生は立ち読みしているもう一人の客、私服の男子学生を呼びに言った。
それに答えて雑誌を棚に残し、彼は店の外へ。
残った二人は適当に商品を買って店を出た。
「着いて来て下さい」
「はい」
「解りました」
三人は大通りを外れ、裏道を進む。これが安全で最短ルートなのだそうだ。
それでも目立つ。
特に“頭に包帯を巻いた”彼は…。
それでも、夜の闇は容易く彼女達の姿を覆い隠した。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ