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とある組織の空気砲弾(ショットガン)
第五話 Community (前編)
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スメの飲み物はありますか?」

 それに対し、横の客は即答で答えた。

「えと、ムサシノ牛乳…はどうでしょう。きっと“リーダーさん”は喜びます」

 その返答で確認ができた。この客、私服の女子学生が新たな志願者だと。

「お待たせしました。では行きましょうか」

「は、はい」

 そして、女子学生は立ち読みしているもう一人の客、私服の男子学生を呼びに言った。
 それに答えて雑誌を棚に残し、彼は店の外へ。
 残った二人は適当に商品を買って店を出た。

「着いて来て下さい」

「はい」

「解りました」

 三人は大通りを外れ、裏道を進む。これが安全で最短ルートなのだそうだ。
 それでも目立つ。
 特に“頭に包帯を巻いた”彼は…。

 それでも、夜の闇は容易く彼女達の姿を覆い隠した。
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