第一章 土くれのフーケ
第四話 誓い
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、優雅な動作でルイズの足元に跪いた。
夕焼けにより赤く染め上げられた教室に、夕焼けよりも赤い騎士が美しい姫に跪き、契約を宣言する。
それはあまりにも現実離れした光景―――まるで神話の一幕。
―――これより我が剣は貴方と共にあり、あなたの運命は私と共にある―――
自分に跪き、契約を宣言する士郎を見て、ルイズは理解した。
保健室で寝ている彼にキスをした時は、まだ契約は完了していなかったと。
今この時、この瞬間こそが、本当に契約が完了する時なのだと。
―――ここに、契約は完了した―――
赤く染まった時の中、男が契約の完了を告げる。
―――ルイズ、お前が俺のマスターだ―――
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