第2話 シエスタとの出会い
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俺が今日の朝、一番最初に目にしたのが昨日のルイズが脱いだパンツだった。
そのパンツで『やっぱり夢じゃなかったのか……』と思いながら立ち上がり、ルイズの寝顔を不覚にも可愛いと思ってしまいながら、ルイズの布団をはいだ。
するとルイズは寝ぼけて俺を召喚した事を忘れていたらしく、『なにごと!?』とか驚いていた。
その後に俺の名前を言ってようやく思い出したと思ったら『服を着せて』と言ってきて、着せなかったらご飯をヌキするとか言ってきた。
なのでルイズにしぶしぶ服を着せて部屋を出ると、キュルケっていう胸の大きい女が現れルイズと何だか分からないけど喧嘩を始めること数分経ち、キュルケが立ち去るとルイズが悔しそうにしていた。
そういえばキュルケの使い魔の『サラマンダー』には驚いてしまった。本当に尻尾に火が燃えている生き物がいるんだな。この世界は。
あと気になったことがキュルケがルイズを『ゼロ』と呼んでいたことと、俺に怒るときに殴ってくることなどがあったけど、食堂に着いたらもうどうでもよくなった。
次に食堂。……マジでこの食堂では辛かった。テーブルに置いてある料理を食べられるかと思ったら、ルイズの椅子の下にある皿にぽつんと肉が浮いたスープに、硬そうなパンが二切れあってそれしか食べさせてもらえなかった。
ルイズがやけに長い『いただきます』を言い終わった後に、肉を求めたら『癖になるからダメ』――との事らしい。……ホント、これほど食べ物を食べながら泣きそうになった事は今まで一度もなかった。
それでパンを食べ終わった後、ルイズと一緒にこの学校の教室へ。
教室に入ると俺とルイズを見て他の生徒は笑い出し、そのままルイズに『なんだその使い魔』みたいなことを言われて、ルイズが『好きで召喚したんじゃないわ!』と返す。
……なんだこのやり取り。なんか俺が悪いみたいなんですけど……。
そうやってなんとも言えない気持ちになっていると、シュヴ……なんとか先生に止められて喧嘩まがい終了。
そしてそのまま席に座り授業に入る。
それにしてもこの学校のスカート短いなー、と思いながら、男の性で目がどうしても行ってしまうのをルイズが変な目で見ていたので、誤魔化すように魔法について聞いた。
その説明を根は真面目なのか丁寧にしてくれて(悪いと思うんけど全然内容覚えてない)、そのせいで先生に怒られて――錬成? っていうものをやるように言われた。
すると生徒が先生をルイズにやらせるのは止めてくれと言い(この先生はルイズを教えるのが初めてだったらしい)、プライドが高いルイズはそのせいでヤケになり先生の前へ行く。
そしてルイズが呪文を唱え始めて魔法を発動された後、俺は朝感じた違和感とルイズが『ゼロ』と呼
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