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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第09話 悪夢の序章
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「何言っとるんじゃあ!!…クザン!!元はお前の氷が原因じゃろうがい…!!」
その文句の原因があるのは『青キジ』にあると睨みつける…『赤犬』の言うことは理に叶っており、『青キジ』の氷によって包囲壁の展開に時間が掛かっているのだ。
「おー…なら、いい提案があるよォー…サカズキ、君が溶かせばいいよォー。」
その会話に『黄猿』は解決案を間延びした声で出していたが…彼らは知っているのだろうか?
まだ、悪夢は終わってはいないことに……
「あーあ、止められちまったな。どうする?『白ひげ』。」
3大将によって防がれた『白ひげ』の攻撃に俺は言葉ではそう言いながらも、内心ではよく防いでくれたと思っていた……もちろん処刑台が破壊されてれば1番いいのだが、これぐらいで破壊されたら俺の出番がないからな。
「どうするも何もこれで終わるとは思っちゃいねェ。これぐらいで終いなら張り合いもねェしな。」
「それもそうだな、じゃあ…今度は俺の番だな。」
「…なんだ?まだ、そいつの相手をしていたのか?」
『白ひげ』は俺へ必死に力を入れて、刀を振り下ろそうとしている巨人の男を見ていた……いや、だってなあ…こんな巨人いたっけ?何となく見た覚えがあるんだけどなあ。
「ぬぅぅぅぅ!!!」
「おい、お前…名前は何て言うんだ?」
「…ハァ……ハァ…か、海賊風情に名乗る名などない!!」
「そうか、残念だ。名前だけは聞いておきたかったな。」
やや疲れてきたのだろう……少し呼吸が荒くなっている巨人族の男に俺は勢いよく弾き返して、刀を即座に納めると『白ひげ』と同じように殴りつけるが、その数は1発ではない。
「さあ、海軍大将達……地震の波状攻撃を防ぎきれるかな?」
俺はニヤリと笑って攻撃を終えると巨人は白目をむいて倒れたが、残りの全エネルギーは文字通り波の形となって再び処刑台に向かっていく。
「あの男からの攻撃が来たぞ!?」
「な、何だあれは!?津波のような形になってるぞ!!」
「よっしゃああ!!今度こそ処刑台をぶっ壊してくれぇー!!」
「やってやれぇー!!ジンドウ!!」
俺の攻撃に海兵は慌てふためき、海賊達は『白ひげ』と同じように応援の声を上げた。
「あらら…こりゃ、デカイね。」
「ちっ!!あの男…!!やっちょくれるのう!!」
「んー…こりゃあ、大丈夫かねェー……?」
3大将にもシシの攻撃は見えており、『青キジ』は手を再び差し出して、軽いノリで話すがその顔には少し焦りが見えていた…その隣では『赤犬』は睨みつけながら、『黄猿』は自信なさげな言葉を出しながら手を差し出したと同時にエネルギーが到達した。
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