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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第06話 危険視
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ぞ?」
「そんなこたぁ、分かっちょる!だが、ここの守りをしっかりせんといかんのは分かっちょろうが!!」
「………」
赤犬の言葉に青キジは黙り込んだ……確かに赤犬の言うことにも一理はある。もし、ここの守りが手薄になれば、それだけエースの救出率を上げてしまう結果になってしまう。エースの処刑を行うためにもそれだけは避けなければならない。
「赤犬の言うとおりだ。」
2人の会話を聞いていたセンゴクはやや落ち着いた様子で赤犬の言葉に賛同する言葉を述べる。
「ここで戦力を減らす訳にはいかん。相手はあの男1人ではない…『白ひげ』やその傘下の海賊、それとドラゴンの息子もいる。」
「……分かりました。」
センゴクのその言葉に青キジは渋々ながらも納得したが、不安はぬぐいされなかった。
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