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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第06話 危険視
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欠。しかも、俺の存在も考慮するといくら智将のセンゴクと呼ばれる男でも、作戦の展開をすぐにでも始めるだろう。
「(そうなれば、同時に白ひげのイベントも発生する…その前にケリをつけねーとな。)」
俺は一度鞘に『明』を納めて、目を閉じて精神統一を行う。
「!何の真似だ?」
『鷹の目』は突然、武器をしまって目を閉じる俺の姿に警戒し、両手で自分の刀を握り直す…その間も俺は精神を集中させる。
「………」
「勝負を捨てたか…残念だ。これで終わりにさせてもらおう!」
俺が勝負を諦めたとでも思ったのか『鷹の目』が刀を振るい、先程より数倍巨大な斬撃を俺に向かって放った。
「全ての障害取り除き、振るうわ業断つ浄化の炎……一刀流『不動明王』!」
迫り来る斬撃を感じた俺は即座に目を開き、刀をゆっくりと抜き、正眼の構えを取って、気迫を強める……その姿は憤怒の炎を身に纏ったかのような仏の化身!!
「
『火楼鴉陀』
(
がるうだ
)
!!」
俺が刀を振り下ろすと『鷹の目』と同じ大きさの斬撃が向かっていくが、徐々に斬撃は形を変えて巨大な鳥の形となり、さらに全身に炎を身に纏って『鷹の目』の斬撃とぶつかり合うと、そのまま絡み合って飛散した。
「これは!!」
『鷹の目』が驚きの声を上げるも、すかさず次の攻撃に移ろうとするが……
「『鷹の目』!!悪いが、少し本気にならせてもらった。こっちも時間の都合があるんでな!!次の一撃で決着を着けようじゃないか!!…あんたも薄々気付いているんじゃないのか?」
「!!………」
そんな俺の提案に『鷹の目』は攻撃に移ろうとしていた手を止め、俺と周りを一瞥すると刀を一旦背中に戻し、そのままの状態で柄を掴んだ。
「さすがにあんたもこの提案には賛同せざるを得ない訳か?」
俺も同じく刀を鞘に納め、攻撃体勢に移る途中に『鷹の目』が口を開いた。
「勘違いするな。確かにお前は心力以外の強さを秘めている…だが、こちらにも海軍との協定がある。お前にだけ構っている暇はない。」
「それは…ルフィを追うためか?」
「…あの次世代の申し子の命は運命が握っている。この後に兄を救出するのか…それとも、この刃によって果てるのかはそれ次第だ。」
俺の言葉に否定で返す『鷹の目』の気迫がさらに増し、それに合わせて俺も同じように気迫を強めた。
「そうか……なら、あんたの運命は俺が握ってやる。俺の攻撃を耐えるか、それとも……ここで終わるかだ!!」
俺はそこまで言い終わった瞬間に『鷹の目』に向かって走り出す。
「『強き者』!!お前如きに俺の運命は変えられん!!」
同時に『鷹の目』も俺に向かって、走り出した。
「人の心の境地を分類し、天・人・修・畜・餓・地…人の
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