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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第02話 シシ
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「あれは…エースが前にいつか言ってた弟じゃねェかよい。」

別の戦場で戦っていた白ひげ海賊団1番隊隊長マルコはいつもエースが話した自分の弟の事について、思い出していた。

「スモーカーさん!!あれ!見てください!!」

「たしぎ!!余所見すんじゃねェ!!……!あれは麦わらにクロコダイル?どういうことだ…?」

以前にローグダウンでルフィと戦った事のあるスモーカーとその部下たしぎは奇妙な組み合わせに訝しんでいた。

また別の場所では海軍大将達もそれぞれの感想を述べていた。

「あらま…えらいの連れて来てんじゃないの。」

額にアイマスクとパーマの髪の毛の男…海軍大将の『青キジ』ことクザンは見知った顔の男と一緒にいるメンバーに気だるそうに頭をかいた。

「おぉーおぉー…また会えるとはねぇ〜」

サングラスを掛け、間延びした口調で同じく大将である黄猿はつい先日に戦った男との事を思い出していた。

「あいつがそうかい。英雄ガープの孫にして最悪の犯罪者ドラゴンの息子……ここで確実に消しとかにゃ後々やっかないことになるけんのう。」

帽子を被り直しながら、大将最後の一人…『赤犬』ことサカズキはルフィの姿を睨みつけた。

「な、アレはクロコダイルにジンベエ!?」

「それに革命軍のイワンコフに後ろにいるのはインぺルダウンの脱獄囚達だ!!」

戦場の海兵も船にいる面々を見て、口々に叫び始めた。

「…?おい、『麦わらのルフィ』の隣にいるあの男は誰だ?」

「見たことない顔だが……」

「誰か知ってるか?」

そんな中、ルフィの隣にズボンのポケットに手を突っ込んで、堂々と立っている男の姿に海兵達はもちろん、七武海や大将、センゴクやガープもその存在に気づき、話をし始めた。

「あの男は……」

その姿を見た瞬間、鷹の目が何かを感じ取ったかのように呟いた。

「キシシシシ!!誰だ、あの野郎は?知ってるか?」

「………」

「チッ!愛想のねぇヤローだぜ。」

モリアは笑いながら問いかけるも、無言のまま見つめるくまに機嫌を損ねた。

「他の男に興味はない。」

ルフィの隣にる男を軽く一瞥すると、ハンコックは自分の愛しき人に再び視線を戻した。

「謎の新星と言った所か、こいつは面白い…フッフッフッ!!」

ドフラミンゴも謎の男の正体にワクワクしながら、笑っていた。

「あいつ……一体何者よい?」

マルコはエースの弟の隣に立つ男に何か謎めいた物を感じ取った。

「また、新しいのが出てきたねー…誰か知ってるかい?」

「い〜やぁ、初めて見る顔だねェ〜。サカズキ、君知ってるかい?」

「知ろうが知るまいが、海賊は皆、始末したらええんじゃあ。」

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