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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
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、悪魔の実の能力は同時使用も可能、自分に不利な効果は全て除外でな。」
「ふむふむ。初っ端から飛ばしてますねー。」
「これくらいしないとチート並とは言えないからな。」
黒ひげのヤミヤミの実の能力自体があの時点でじゃ圧倒的だったし、海軍の方も大将達に対抗するにはこちらもこれくらいしておかないとな。
「次に肉体強化だな。何時間戦い続けても疲れず、負傷してもすぐに回復するようにしてくれ…あと不老不死も頼む。」
「またまたすごいチートですねぇ…というか肉体強化全般って必要ないような気がするんですけど?」
ペンを止めて、俺の要望に疑問を投げかける少女。
「もしも万が一イレギュラーが発生した場合、隙が出来る可能性があるからな。それを無くすためでもある。」
白ひげが黒ひげに対して過信や軽率が弱点と言っていたし、何より能力者であろうがなかろうがどんな相手にも俺は油断はしないと決めている……余裕ぶっこいてフラグが立ちそうだな、壊すけど
「ふんふん、了解。もう他にはない?」
「あとは容姿だな…見習い時代のシャンクスに近い顔に、レイリーの髪型で毛の長さはミドル、色は白銀で。」
「何となくいいとこ取りした選択ですねぇー。」
「何でも要望が叶うんだからいいだろ?それに相手に印象づけた方がその分、戦力がこちらに向いてくれるから好都合だ。」
俺はやれやれのポーズをしながら答えた。
「あとは武器だが、刀を一本自由に出せるようにしてくれ。」
「???一本だけでいいの?」
「ああ、七武海の一人で鷹の目が使っていた最上大業物の黒刀『夜』に勝るとも劣らない最上大業物の刀……白刀『明』。」
「なんかかっこいいですねぇ!でも白刀って?」
俺の聞き慣れない言葉に体ごと首を傾げる少女。
「恐竜が踏んでも1ミリも曲がらない『硬さ』ってのが黒刀の特性なら、いかなる力にも屈さない芯を持った『堅さ』ってのが白刀の特性だ。それに炭でも黒炭と白炭ってのがあって、黒炭に比べて白炭の方が堅さは上って言われているんだ。」
「ほうほう、なるほどねぇ。」
自分の知らない事に素直に頷きながらもペンを動ごかし、仕事を行っていく。
「とりあえずはこんな所かな?多分、要望は出し尽くしたと思う。」
「わっかりましたー!では、準備するのでちょっと待ってくださいねー」
そう言いながら、少女は書き終えたメモをローブの中に入れて、腕を背中に回してゴソゴソし始めた。
「準備??」
「えーと……これでもない……これでもない」
ローブの中に手を入れて、何やら物色している少女を俺は怪訝な目で見ていた。
「さっきから何を……」
「あっ!あったあった!!」
何かを見つけたようで、腕
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