勝負はこれからだ! 既に勝負はついている
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グライナルリーゼズ総指令室
「ああ、神は何処まで人類を試す・・・。雷の使徒は第3新東京市に向って進行中・・・。奴らに殲滅できるものではないというのに・・・」
「おいシンキ」
シンキは何故か旧約聖書を胸に抱いて、神父服を着ながら中央にある大型モニターを見ながら十字を切っていた。
「愚かなネルフに勝つ手段などありはしないのに・・・。其処まで神は人類を貶めようとするのか・・・良いぞもっとやれ」
「・・・。地獄で反省しろシンキ。神のだんz「うわ〜!!?タンマタンマ!!ごめんなさい!!!」・・・。ふざけた事を言うからだ」
茶番乙
ついでに第五使徒襲来。唐突だな、嫌本当に
国際連合直属非公開組織 特務機関NERVネルフ、最近その必要性の無さを随分指摘されている組織である。っというかぶっちゃけグライナルリーゼズがいるのだからネルフの存在価値は無に等しい。戦力も試作機で実践投入の予定も無く、肩部ウェポンラックという装備が大急ぎで付けられて、何とか戦闘で使えるようにした零号機。実験機で零号機よりも戦力になるが、キラとシンの力によって人間には動かす事が出来なかった初号機。そして、正式採用戦闘型の参号機になる訳だが・・・。その参号機は第四使徒によって胴体から真っ二つになっていた。現在修復作業中だが正直言うと、一から作るほうが早く手安く済むレベルの損傷だった。
そしてその参号機に搭乗していたサードチルドレンの碇 シンジは、ネルフスタッフによって救出された時には腹部から大量の出血と胴体が辛うじてくっ付いているという重症だったが、本人は使徒の力を持っているからか、異常な治癒力によって2週間で復活。そして一応もう一人パイロットはいる。ファーストチルドレンの綾波 レイ。だがシンクロ率がシンジより低いのと搭乗出来る機体の問題で本部待機状態。
そんなネルフに進行していていたのはクリスタルのような青いボディの正八面体の使徒である。簡単に言えばピラミッドを二つくっつけたようなフォルムをしている。
今のネルフは使徒との交戦の優先権を保有していない。理由は簡単、無能すぎるから。これだけで納得がいくだろう。今までの使徒殲滅戦でどれ程の被害が出ただろうか、想像しただけで頭が痛くなる。第四使徒戦で兵装ビルの73%壊滅、エヴァンゲリオン参号機大破。これだけでどれだけの国が吹き飛ぶ被害額になるだろうか。因みに既にネルフ側についている国は全く言って良いほど無い。ほとんどがグライナルリーゼズ側に周っている。当然である。今まで大して被害も無く、すぐさま使徒を殲滅している。これではどちら側につくかと言われれば明白だろう。そして今回はグライナルリーゼズが先手を取ることになった。
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