第八話 帰還そして惨劇
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ていた相方の男は、帰りが遅いのに気づきコクピットの位置に来た。
コクピットを開けようとして近づくと自動で開いた。
開いたコクピットを恐る恐る見ると、其処には鼻と口から血を流す相方の変わり果てた姿があった。 相方を助けるべくコクピットに入り中から連れ出した。 そのまま医務室に連れて行こうとしたときだった。
『其処にいる侵入者の人達・・・・聞こえますか』
男はゆっくりと後ろを振り向くと其処には先程の機体が此方にカメラアイを光らせた。 そして無機質な声で話してきた。
『次にまた同じような事をしたら確実に殺しますよ』
男にはエピオンが赤い色をした悪魔の姿に見えたのか足早と立ち去っていった。
その後、第13格納庫には赤い悪魔が棲んでいると噂され、衛士は誰も近づかなくなった。 エピオンに侵入した男は重度の加速病となり帝都病院に搬送され、相方の男は無断搭乗の罪で営倉送りされた。
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