第五十一話 やるぜ! 人類究極の夢!
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は新たな神の誕生とも言えるのかもしれない。
「十五パーセント……二十パーセント……二十五パーセント……」
莫大(ばくだい)としか言えないほどの魔力が闘悟の体を覆う。
まだだ……まだ足りねえ。
細胞を一つ一つ改変する。
寿命を取り除き、不死細胞として再構築していく。
闘悟は自身の体に高熱が宿っていくのを感じる。
足元の岩もその熱で溶けていく。
周囲にもその影響が出る。
魔力で生み出された風が竜巻のように闘悟を中心にしてできあがる。
岩が吹き飛び、地面に亀裂が走り、砂埃(すなぼこり)が舞っている。
まるで天災そのものだ。
だが闘悟は周りの状況を把握してはいない。
だから闘悟は知らない。
この後、ここに生息している生物が、その膨大な魔力の存在に怯えてしまい、一か月は巣から出てこなかったことを。
だがそんな中、二つの存在だけは、他の生物とは違った行動をとっていた。
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