第三十四話〜R2・決戦〜
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に反発するアーニャの瞳には強い意志が宿っていた。
ライとアーニャが通信している頃、トウキョウの政庁ではカレンが救出されていた。彼女はブリタニアに改造された紅蓮に乗り込む。新しき紅蓮の名は『聖天八極式』それは現時点で最強の機体であった。
戦場を縦横無尽に、引き裂くように鋭敏に、そしてどこまでも力強く羽ばたくその機体に六課の面々は釘づけになる。
「あれって……エナジーウイング?」
事前にライから説明されていたため、その単語がすぐになのはの口からついて出た。
戦線に復帰したカレンはその力を十全に発揮し、即座にナイトオブテンを討ち取る。そしてそのまま、ルルーシュはカレンにスザクを倒すように指示を出す。
スザクの乗るランスロットは決して弱いわけではない。だがそれでも今回は相手が悪すぎた。
「ち、違いすぎる………マシンポテンシャルが……」
愕然とスザクはそう口にする。スザクとカレンの操縦技術はどちらも飛び抜けていると言ってもいい。だが、今のランスロットと紅蓮の性能は複葉機と戦闘機程の差があった。
両足と左腕をもがれたランスロットに止めをさそうとするカレン。
「さようなら、スザク」
自分の死を確信した瞬間、スザクの中に残る呪いが発動する。“ギアス”という名の呪いが。
「俺は……俺は“生きる”!!!」
紅蓮の一撃を避けたスザクはランスロットが搭載していた核兵器、フレイヤ弾頭を使用する。そしてトウキョウは破壊という名の光に包まれる。
「ナナリィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
フレイヤに気付いたルルーシュは未だ、政庁にいる妹の名を叫ぶ。しかしその叫びも虚しく、フレイヤの光は政庁をまるごと飲み込み、トウキョウ租界に半径数キロの大型のクレーターを穿った。
たった一発の弾丸により、東京決戦は終わりを迎えた。
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ラ「前回、言うのを忘れていましたが、このコーナーの司会進行のライです。そして――」
カ「今回のギアス側代表の紅月カレンよ」
ラ「えーと、そしてリリなの側からはこの人」
な「こんにちは、高町なのはです」
カ「いきなりすごい人、というか主人公が来たわね」
ラ「なんでも作者曰く『砲撃を撃ちまくるあたり似てる』らしいから、今回は2人を選んだらしいよ」
カ・な「「え?!」」
ラ「まぁその話は置いておいて、前回の話での疑問点が来ているからそれについて」
な「たしか、シャーリーちゃんが記憶が戻ったのにライ君のことについて全然触れてなかったことだったっけ?」
カ「それ
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