3話 黒木 七実side
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自身が納得できる答えが出るまで同じ問いを繰り返すつもりですか?」
「そ、それは……」
クロノはすぐにその意味を察したのか、言葉に詰まった。
『へえ、あの人は最低限の事は見えてるんだね』
感心するようなデビル京介の声、こいつがこんな評価を下すのは珍しい。
デビル京介も京介も基本的に人間嫌いだ。初対面の人間とは表面上は普通に接するが、必要以上に関わろうとしないし、恩人かインパクトの強い人物でもない限り名前すら覚えられない。
そんなデビル京介が他人を評価するとはかなり珍しいことだ。
それだけリンディさんが凄い人物ということだろう。
「つまりこれこそ亀の甲より年のこ「あら手がスベったわ」ぶべらっ!」
「母さん!?」
リンディさん曰く手がスベり、放たれた魔力弾に吹き飛ばされた俺はクロノの声をBGMに、地面を転がり意識を失った。
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