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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
第七話
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、少なくとも直接的な関わりはない、としておくべきだ」
「……まぁ、現状考えたらそれが妥当か。続けてくれ」
竜二が引っ込んだところでシャマルが入ってくる。
「ねぇ、なのはちゃん達の力は、借りれないのかしら……?」
「管理局の連中にバラしたいのか?なのはちゃん達は頼めば手伝ってくれるやろうけど、間違いなくクロノ達がすっ飛んでくるぞ。もしあいつらの力を借りるのであれば、まずはやてに相談すべきやろ」
しかし、その話は竜二が一言で即座に叩き斬り、補足説明を加える。管理局においてロストロギアと呼ばれるものの扱いがどうなのかは竜二達は詳しく知らないが、少し前に竜二が直人に聞いた話によると、以前この街でロストロギアに関する事件が起こったらしい。その時に彼ら時空管理局が出張ってきたということは、闇の書も星天の書もロストロギアと呼ばれる存在である以上、もし存在が発覚すれば彼らの追及は免れないということは容易に想像が可能である。そうなれば、時空管理局においてロストロギアは厳重管理が基本とされているため、ヴォルケンリッターは八神家から切り離されてしまうということにつながりかねない。
「そうだ。できることなら管理局に発覚するのは、せめて今回の計画が完了してからにしたい」
「なんでまたそんなことを?お前捕まる気か?」
しかし、続いたシグナムの一言を竜二は追及した。それをシグナムは、どこか遠い目をして返す。
「……だとしても、もうこれ以上、身勝手な主のもとで無益な殺生はしたくないのだ。主はやての元で、これからもこうして平和に暮らせるのなら、このままでいたいのが私の本音だがな」
「……なるほどな。クズな主ばっかにあたったというべきか」
「人は、自らに御せぬ力を手にしたとき、恐怖するか増長するかのどちらかだ。我等を手にしてきた者達は、後者のほうが多かった。我らが見目麗しいと言って、体を求めてきた主もいたほどだ」
「確かにいい女といい男だよなお前ら。そんなのが自分に傅こうもんなら抱きたくなるのもわからんでもない」
「まさか竜二殿……?」
「俺はちゃうで。アスカがおるし」
「それはそれで少しさみしいものがあるな……」
そういってシグナムは全員に向きなおすと肩をすくめて苦笑した。無限再生機能と転生機能、このどちらか一つでも破壊することができればそれは叶う。そしてそのどちらかとも破壊しようというのが、竜二達の今回の計画なのだ。それに頷いたのは竜二だった。
「シグナムに言わせてしまったが、我等の思いは同じだ」
「ごめんなさい、余計なことだったわね……」
シグナムとザフィーラが同調したことで、シャマルは自分の発言を撤回した。するとそこに、人数分のティーカップをトレーに乗せてアスカが持ってくる。
「さぁみなさん、お疲
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