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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
第六話
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ほな次!」
まぁ誰が仕掛けたと言ったところで、そんなことをするのはこの場では竜二しかいないだろう。ブースターを断続的に噴射していくことで、空中からしかける男の魔法攻撃を紙一重でかわしながら接近していく竜二。
「クソッ、サルみてぇにすばしっこい奴が!」
「当ててみろこの芋野郎!」
これくらいのドッグファイトに対応するだけなら、さまざまなゲームでイメージトレーニングだけは欠かさなかった彼には造作もない。今の彼は全身がデバイスのような状態のせいか、思考がダイレクトに動きに出る上、背中と脚部に装備されている魔力ブースターのおかげで、多少無理やりな機動でもできてしまう。
しかし、このままではジリ貧でもある。叩き落した一人だっていつ戻るかわからない上、女が別方向から援護射撃を断続的に行ってきている。
「流石にかなり鬱陶しくなってきたな……もう一人がダメージ治して上がってきたらさらに面倒になる。アスカ、フルファイアモード行けるか?」
『いけます。装甲率40%アップ。機動力がその分落ちますが……』
「上等。突っ込んできたところを貫いたらァ!」
『了解!モード変更!』
そして竜二の全身が一瞬で変化し、先程より重厚感のあるスタイルになった。
「な、なんだ今のは……」
「驚いてる暇なんかあるんか?行くで!」
左腕に装備された突起のようなものに魔力をチャージしていくと同時に、重機関銃で前方に弾幕を張る。だが弾数が多いだけで直線状に飛んでいくだけの魔力弾をかわすだけなら誰でもできる。問題なのはかわす方向に何があるのか、だろう。
「馬鹿!こっちにくるな!」
「え!?」
竜二は二人まとめて吹っ飛ばすためか、まだ残っていた女の方に誘導していた。そして念には念をということなのか、彼らに向けてスタングレネードを投げる。
「クソッ、流石にやるな……要注意人物と本部から告げられただけはある!」
「お前ら何モンや一体?名前くらいは聞かせろやオイ。そっちが一方的に知ってるってのはいささか卑怯やあらへんか?」
「悪いが、ここで死んでもらう人間に名乗る名前はない」
「殺し確定やと?ますます怪しいなぁ……まぁええわ、ふん縛って吐かせたる!」
しゃべっている間にプラズマカノンに持ち替えて発射した。本来なら実弾兵器に比べて着弾までに時間がかかるが、この状態ではどんな武器でも魔力弾を発射しているようなものなのであまり問題はなかったりする。
「クソッ、叩き落す!」
「そんな暇やるかっつぅねんダボハゼが!」
男達の周りに魔力弾が展開されるが、それらを接近しながら重機関銃で迎撃していく竜二。それがなくなれば本人達に向けて乱射する。
「まずい!散開!」
「遅い!ガトリング!」
そして重機関銃
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