暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第2話 学校と決まり事
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その後、詩乃は泣き疲れて眠ってしまった。

取りあえずベットまで運んで布団を掛ける。

スーパーの件はまた今度お願いしよう。

取りあえず俺も家に戻り、明日の準備をしないと。

明日から新しい高校に行くことなっていて、学校側から登校時間より早目に来てくれと言われてる。

軽く晩飯を済ませ、シャワーを浴び眠りについた。





朝、目が覚めて、すぐに新しい制服に袖を通し、朝食を摂り家を出る。

暫く歩くとこの先自分が通う高校が見えた。

颯爽と職員室に向かい、担任になる教師と顔を合わせた。

ホームルームの時に紹介するとのことで、それまでは応接間で待機をいわれた。

30分程時間が経ち、担任がやって来て俺は教室まで連れていかれる。

「お前ら席に着け。今日は転校生を紹介する」

「先生、男ですか?女ですか?」

「男だ。とにかく椎名。入れ」

担任の指示を貰い教室に入る。

教室をざっと見まわし一人の生徒が目に入った。

それは詩乃だった。

詩乃は驚いた顔をしてこっちを見ている。

適当に自己紹介を済ますと担任は俺の席のことで悩んでいた。

教室の空いている席が詩乃の隣しかない。

どうやら、教師までも詩乃の昔のことを気にしてるのか。

俺はそのまま歩き出し、詩乃の隣に座る。

「よろしくな」

「あ、よろしく」

担任は何が言いたそうだったが結局その後何も言わずにHRは終了し、そのまま1限目が始まった。




1限目が終了すると俺のもとに色んな奴がやって来た。

今どこに住んでるだの、どこからきたのだの、趣味はなんだのだの様々な質問をされた。

まぁ、転校生の宿命みたいなものかな。

そして、4限目までが終わり昼飯の時間になった。

仲のいい者同士で机をくっつけて食べたりしている。

詩乃は昼休みになるとすぐに教室を出ていった。

俺は一緒に食べようと言ってきた男子に断りを入れてから詩乃の跡を追った。

「お〜い、詩乃」

名前を呼ぶと詩乃は振り返って俺を見るやいなや

「学校ではあまり私と関わらない方がいいわよ」

おそらく、事件のことを言ってるんだろう。

「そんなことしたら詩乃が一人になっちまうだろ。詩乃を無視して友達作るぐらいなら友達無しでも

詩乃と一緒にいるよ」

そう言って詩乃の頭に手を乗せる。

何というか詩乃の身長は手を乗せるのに丁度いい。

「・・・ありがと」

詩乃はわずかに頬を赤らめる。

「あ、そうだ。放課後さ、学校内案内してくれよ。ついでに昨日言ってたスーパーもおしえてくれ」

「ええ、分かったわ」

その後昼飯を思い出し、詩乃に購買まで
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