暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第2話 学校と決まり事
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の道を教えてもらった。
「あ、椎名君。ちょっといいかな?」
放課後、一人の女子が話かけてきた。
確か委員長の小鳥遊さんだ。
「何?」
「もし、よかったら今から学校の案内でもどうかなって思って」
「あ、ゴメン。俺、し・・・朝田さんにお願いしたから」
そう言うと小鳥遊さんは気まずそうな顔をした。
小鳥遊さんだけでなくクラスの皆が黙りだした。
「ちょっと、椎名君、正気なの?」
この人は確か遠藤さんだったかな。
「いたって正気だが?」
「そっか、知らないのか。なら教えてあげるよ。朝田さんはね、人殺しなんだよ。」
あ〜なるほどね。こういう人か。
多分この人が朝田さんのことを調べてそれを学校中にばらしたんだな。
「それがどうした?」
「分かんないの?人殺しだよ?気持ち悪いでしょ?それとも何?信じてないの?」
「いや、信じるもなにも朝田さんから直接その話を聞いたし」
俺のセリフに遠藤さんやクラスの皆が驚いていた。
「な、なら、どうして」
「仲良くするのか?答えは簡単だよ。お隣さんで友達だから。これ以上になんか理由ある?」
遠藤さんは何も言わずに呆気にとられてる。
「よし、それじゃあ、朝田さん学校案内頼むね」
「え、えぇ」
そのまま鞄を持ち詩乃の手を掴み教室を後にする。
「その、よかったの?」
学校案内が終わり今度はスーパーまでの道のりを教えてもらった。
詩乃も買いたいものがあったらしく一緒に行くことになった。
その道中に詩乃がこう聞いてきた。
「いいんだよ。別に」
「でも、秋人これで完全にクラスで浮いたわよ」
「ハハハ、それはそれで結構だよ」
そんなことを話しているとスーパーに着いた。
中に入ると結構品揃えがよく、値段が詩乃の言う通り家の近くの奴より安かった。
「詩乃のお陰で出費が安く抑えられて助かったわ」
「そう、よかったわね」
詩乃はほんの少しの量の食材を買っていた。
あれだけじゃ、物足りないっと思うんだが。
一人で少ない量の食事をするのか。
それって寂しいよな。
「なぁ、詩乃はさ、カレーって食えるか?」
「?えぇ、食べれるけど」
「辛口と中辛と甘口、どれ派だ?」
「・・・中辛」
「肉は牛と豚、鶏どれが好き?」
「鶏ね」
「よし!詩乃、今日から一緒に晩飯食おうぜ」
「え!?」
やっぱり驚くよな。
詩乃のことだから断ると思うけど断ったら断ったらで無理矢理でも一緒に食べさせよう。
「べ、別にいいけど」
お?意外にもOKがでた。
「でも、どうして?」
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