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SAO−銀ノ月−
第四十七話
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いよりは遥かにマシでなおかつ役に立つ情報だった。

「ありがとう、コーバッツ……転移、《グランサム》」

 ショウキという俺の名前と「後は頼む」といった旨と共に、その紙の最後に記されていたこのメモを遺してくれた仲間の名前を告げて礼を言った後、俺も他のメンバーを習って本部である《グランサム》へと帰還した。

 そして第一層《はじまりの町》の黒鉄宮、そこにある《生命の碑》に、偵察隊の第一グループに参加していた戦友たちの名前に無慈悲な横線が引かれることとなった。

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