暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
無印編!
マジ何があった?
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そう言ってフェイトは微笑み、ジュエルシードへと歩いていき、その両手でジュエルシードを包む。

「・・・止まれ・・・止ま・・・れ・・・ッ!」

フェイトはジュエルシードに魔力を込めていくが、ジュエルシードが発する光は収まるどころかどんどんと強くなっていく。
このままじゃ・・・!

「フェイト!」

俺は危ないと思い、フェイトとの距離を縮めていく。

「大丈夫!」
「ッ・・・」

だが、そんなフェイトが出した声に俺の足は止まってしまう。

「大丈夫。大丈夫だから・・・!」

そう言ってフェイトはより一層魔力を込める。

「止まれ、止まれ、止まれ、止まれ、止まれ!」

ジュエルシードはフェイトの思いに答えたかのように光を小さくしていく。
成功・・・した?

「あ・・・」

フェイトはなんとか封印を終えるが、その足元は今にも倒れそうだった。
ってか倒れた。

「フェイト!?」

急いで俺はフェイトを支える。

「ったく、心配させんじゃねーよ、ばか・・・」
「あ、あはは・・・♪ごめんね、陽龍」
「だから今はダークだっての。ま、今はなのはが近くにいないからいいけどな」

そう言って俺たちは軽く笑い合う。

「フェイトーーーーー!」

あ、アルフだ。
アルフはフェイトを抱えて立ち上がり、キッとなのはたちを睨みつける。
が、すぐに目を逸らして帰っていく。

「っておい!置いてくなよ!」

そして少し遅れたが、俺もアルフについていく。

「あ、言い忘れてた。なのは、あんま気に病むなよ?でもって自分のデバイスや友達を信じてやれ」

俺は学校で似たようなことを行ったきがするが、一応もう一度言ってからアルフを追う。

「デバイス・・・レイジングハートや、友達を信じろ・・・」

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