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武で語るがよい!
原作介入
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けれないもので、魔導士の居ない管理外世界の人たちでは対応する
ことは不可能なんです!」

スクライアは俺の話を聞いて良くない事を想像したのだろう。
その言葉には必死さと後悔が混じっているように聞こえる……恐らく、自分がこの海鳴市にジュエル・シードをばら撒いてしまった事に責任を感じてるからそれが自然と言葉に表れたのだろう。
だが、俺が見てきた限り、クマの一件位しか暴走と呼べる事件は起きてはいない
なので『そんなに思いつめなくてもいいのでは?』と思ってしまう。

「俺の表現が悪かったかもしれんが、ジュエル・シードの暴走が有ったのは一回だけだ
そして、そのジュエル・シードの被害は出ていない、だから心配するな」

「で、でも! 僕のせいで!」

俺の言葉に納得がいかないという表情を抱いたままスクライアは俺に抗議する。
その抗議を聞き終えたあたりで、『そういえば、今何時だ?』と気になったので
俺は自分のポケットから携帯を取り出しディスプレイ画面に表示されている時刻を見る

PM9:30分

流石にそろそろ高町さんを家に帰さないとまずくないか? という考えが俺の頭にふと思いつく高町さんは主人公である以前に女の子、しかも小学3年生……
今の時間に町をふらふらと出歩いていい歳ではない、士郎さん達も心配するだろう。

てか、俺もそろそろ帰らないとまずい……。
何せ俺も原作の高町さんと一緒で、親に外出する事を話していない
理由としては、親が許可してくれなさそうだからである。
また、例え許可が下りても『子供だけだと危ないから付いて行く』と言われるのが目に見えていたのだ。
しかし、幸いな事に俺の部屋は鍵が掛けれるタイプになっているので、鍵を掛け、そして玄関から外に出るのではなく、靴を自分の部室へと持って行き、窓から剃を使って動物病院まで行ったのである、だから親にばれる心配は低いと思うがそれでも不安になる……という訳でやる事やって早々に帰宅したいと思う。

「なぁ、ジュエル・シードの話とかは明日にでも出来るし、今日はもうやめないか?
早く高町さんを家に返さないと家族が心配するだろうし……。
それに女の子を何時までも地べたに寝かせて置く訳には行かないだろ?」

俺の言葉にスクライアはまたもや、ッは! とした表情を浮かべ
高町さんの方を見つめる、どうやら俺との会話に集中しすぎていた様である。

「すみません……熱くなってしまって…。
貴方の言うとおりです、早くなのはを家に帰してあげましょう」

「よっし、それじゃあ……取り合えず今から移動するから俺の肩にでも乗ってくれ」

「あ、はい」

スクライアが俺の肩の上に乗った事を確認した後、俺は今だ眠っている高町さんの元えと歩み寄るそして、高町さんの元へと着くと
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