原作介入
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やろうと思ったら、一軒家を真っ二つに出来るほどだろう……試した事はないが。
今回は高町さんにばれないようにするため、そして思念体の足止めが目的なのでこの技を採用したのだ。本来今回は高町さんとスクライアの力で解決するのが原作の流れであり、それが一番望ましい。
『グァ?…?』
飛ぶ指銃”撥”……中学生並みのパンチ威力を受けて
高町さんを追う事を止め、辺りを警戒しだす思念体……どうやら足止めは成功した様である。
その後は多少誤差は有るものの原作の流れ道理、高町さんは魔法少女として覚醒し
思念体を『リリカルまじかる』と唱えて封印した……その時、その声を聞いて思わず爆笑しそになったのは許して欲しい。生で聞くと威力が段違いだったのだ……笑方面で。
とまぁ、そのような事が有り『もう終ったから帰ろうかなぁ?』と考えていた時である
ふと、目線を高町さんに向けると、どうも様子がおかしい……
高町さんは足元がふらついて、目も半目しか開いていない、見ていて心配になってくる
「大丈夫かあれ? まぁ、今まで走り続けていたのだから…」
と俺が高町さんを遠くから見て一人呟いていた時である
スクライアの叫ぶ声と同時に高町さんが前のめりに倒れようとしているが目に映る
『なのは? ……っは! なのは!』
地面は柔らかい土などではなく、硬いコンクリート……意識を無くした人間が
前のめりに倒れれば大怪我をする可能性は十分高い。
そして、近くにいるスクライアは結界を解いてる最中なので助けれない。
「ッ! 剃!」
俺は瞬時にこの状況のまずさを理解し、高速移動を可能にする剃で高町さんの元まで駆ける
原作へ影響があるのでは? ここで正体をバラスのか? などの考えが頭を過ぎるが振り切る。そんなもの高町さんが怪我をすれば元も子もない! 今はただただ怪我をさせまいと足に力を込める。
そして……高町さんの体が地面に付くか付かないかのギリギリの所で自分の両手を地面にスライドさせ、高町さんを支える。
「ふぅ…間に合った」
安堵のため息が俺の口から自然と漏れる……だが、ジンジンと両手が痛むのを感じる
どうやら、地面にスライドさせる形で高町さんを助けたので両手の手の甲は酷い擦り傷が
出来ていている様だ。
そして、そこから溢れる血が腕から肘へと流れて、ポタポタと血が垂れて行き
灰色の地面に赤い斑点がどんどんと出来上がっていく……
「あ、貴方は誰ですか!? それに一体何処から!?」
その光景を見て転生前の出来事を思い出しそうになるが、後ろから発せられる声を聞き我に返る。高町さんの服に自分の血が付かない様、慎重に手を動かし地面に寝かせ俺はスクライアの方を見る。……改めて見るとコイツフェレットか? と疑い
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