原作介入
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さんは思念体から距離を空けることに成功したようだ。
「いよいよか、どうやら俺の監視も必要無かったかな?」
そう思いながらも今か今かと魔法少女として覚醒するその時を待つ……
『そういえば、まだ自己紹介してなかったね
私の名前は、なのは……高町なのはって言うの! なのはって呼んでね』
『あ、はい、僕の名前はユーノ、ユーノ・スクライアっていいます
えっと……僕の事もユーノって呼んでもらって構いません』
『ユーノ君っていうんだ……よろしくね、ユーノ君!』
『えっと……よろしく、なのは』
『うん!』
『グァールルッアァァ!!』
……は?
「おいおい、何でその局面で自己紹介してんだ!
折角思念体との距離を離していたのに追いつかれぞ!」
高町さんとスクライアの行動に思わず声を出してツッコミを入れてしまった
少々声を大きくしてしまったが高町さん達には聞こえなかったようである。
俺の事はさて置き
また走る事になってしまった高町さんはかなり辛い表情をしている……
それもそうだろう、自分の家からあの動物病院まで走って来て、そして今度は思念体から逃げる為にまた走っている。
距離にしたら2.5キロ近く走っているのかもしれない、小学3年生しかも運動音痴で女の子の高町さんにしてみれば一歩一歩進む事も、もう既にキツイだろう。
「高町さんこのままじゃ、ヤバイな……仕方ない」
そう言葉を発しながら俺は180メートル先に居る思念体に向けて
右腕を伸ばし、人差し指を親指に引っ掛け、狙いを定める。
「飛ぶ指銃”撥”」
飛ぶ指銃”撥”
かつてロブ・ルッチがルフィー戦の時に使った指銃の派生技の一つだ。
指銃と同じような速度で空気の塊を人差し指で弾き、攻撃するのがこの技だ。
普通の指銃と違って本物の拳銃の様に『距離を空けて攻撃できる』という観点から考えれば
普通の指銃よりも優秀なのだが、多少欠点がある。
・普通の指銃よりも貫通性そして威力が落ちる
・相手との距離が遠いほど威力が落ちていく
この2つの事が問題なのだ。
一つ目は当然空気の塊を放つのと鍛え上げた自分の指で突くのとでは、明らかに後者の方が強い。
2つ目を簡単に説明すると以下のようになる
10メートル……普通の指銃には劣るがそれでも人体の急所に当たれば人を殺せるレベルだ
50メートル……ヘビー級のボクサーのパンチ力と同等
100メートル……成人男性のパンチ力と同等
150メートル以上は中学生レベルのパンチ力しか威力がない
中距離系の技と言えるのだが……はっきり言おう、嵐脚を使った方が手っ取り早い。
今の俺の嵐脚は220メートルまで威力が衰えないほどになっている
その威力は
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