紅魔ーscarlet devilー
act7
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魔理沙は本棚の影から辺りを警戒していた。
魔理沙「……………………マズい、急いで帰らないと………!!!!!」
言葉は最後まで続かなかった、自分の背後から感じる殺気に足が竦み、立つこともできなくなった。
その怯えきった瞳が捉えたのは、自分の命を狙う短刀を持った少年、御影だった。
御影は闇でさらに魔理沙を拘束して短刀を振り上げた。
魔理沙「あ………………た……………たすけ……………」
御影「目には目を、歯には歯を、悪には光無き絶望を」
魔理沙の目に涙が浮かんだ。
しかし御影は、何の躊躇も無く刃を振り下ろした。
龍牙「ギリギリセーフって所か」
小悪魔「魔理沙さん!大丈夫ですか!?」
妹紅「…………御影」
龍牙が短刀を抑えて、小悪魔が駆け寄る。
魔理沙は恐怖から声を出すことも困難になっていた。
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