紅魔ーscarlet devilー
act4
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御影「……………は?」
パチュリー「第一、蓬莱人を殺すなんて無理ね。なんで死にたいかは知らないけど……………!!!!」
次の瞬間、パチュリーの喉元に短刀が突きつけられていた。
御影「冗談も大概にしろよ。これだけの本があって、これだけの知識があって、たかが不老不死の人間一人殺す方法も見つからないって言うのか!?」
龍牙「おい落ち着け、お前おかしいぞ」
御影「お前らに何がわかる!10年も薄汚い裏社会をさまよって、殺し方を、武器の使い方を身に付けて、やっと家族の仇を討てたんだ!!!もう、生きる理由なんて無いんだよ。」
小悪魔「龍君、この人…………」
小悪魔も龍牙も、そしてパチュリーも気付いていた。
御影は何かが欠落していると、10年の月日が彼をここまでおかしくしたと
その時、遠くで硝子の割れる音が聞こえてきた。
パチュリー「こんな時に……………御影だっけ?この話は後よ。事情が変わったわ」
御影「さっきの音と関係が?」
龍牙「あぁ、魔理沙って言う毎度ここの本を盗んでいく奴が来たんだ」
御影「……………そうか、じゃあ俺が"始末"してくる。そういうのは得意だから」
龍牙「………え?」
龍牙が言葉の違和感に気付いて反応した時には御影はすでにいなかった。
小悪魔「どうしたの?龍君」
龍牙「マズい、あいつを止めるぞ」
パチュリー「何がマズいの?」
龍牙「あいつ………………………………………魔理沙を殺す気だ」
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