機動戦士ガンダムSEED
0213話
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ていくメギロートはあくまでも使い捨てと割り切った方がいい。あるいは、空間倉庫に予備のメギロートを入れて持っていき、破壊された分を随時補充するという方法を取るべきか?
それに既に原作の流れとは違ってしまっている。ラクス達が無事にエターナルを奪取出来るかどうかも未知数である以上、それに頼るというのはやめておいた方がいいか。
「分かった。一応予備として俺の空間倉庫に30機程入れていく」
「ええ、そうして頂戴」
納得した顔のレモンだったが、空間倉庫の事を知らない面子は不思議そうな顔で俺の方を見ている。
「昨日念動力を見せただろう? あれと同じような特殊な力だよ」
パチンっと指を鳴らすと俺の横に空間倉庫が展開される。同時に脳裏に浮かぶリストからシュークリームを選択して手の上へと出現させる。
取りあえず朝から妙なものを見せたお詫びという事で、空間倉庫から取り出したシュークリームをミリアリアの前まで持っていく。
「え? 出来たて?」
そのシュークリームを触ったミリアリアが思わず呟く。あのシュークリームはそれなりに有名な洋菓子店で出来たてをまとめ買いしたものだ。当然、時の流れが止まっている空間倉庫の中ではいつまでも出来たてのままになっている。
「まぁ、簡単に言えば時の流れが止まっている容量無限の倉庫だな」
「……本気で規格外な存在だな、あんた」
唖然としたディアッカの声に苦笑を浮かべる。
「この人のやる事を一々気にしていたら身が保たないわよ? 坊やもその年で髪の毛の心配はしたくないでしょう?」
「ぼっ……いや、まぁ、言いたい事は分かるけどよ」
レモンの坊や呼ばわりに一瞬反論しかけたディアッカだったが、すぐにその無意味さに気が付いて諦めの溜息を吐く。
「こちらから出す戦力に関してはアクセルの言った通りで決定と考えてもいいのか?」
「そうだな。戦闘指揮官のコーネリアとしては何か意見があるか?」
「ふむ、そうだな。予備戦力として量産型Wを数人アークエンジェルに乗せて行くというのを提案したい」
「それは構わないが、そいつらの機体は俺の空間倉庫か?」
「ああ。機体の選択に関してはアクセルに任せる」
宇宙で使える機体となると……コスモリオン、ガーリオン、ガーリオン・カスタム、量産型ゲシュペンストMk-U、エルアインスといった所か。ここはやっぱりエルアインスか? ……いや、連合軍にしろ、ザフトにしろ、シャドウミラーの主力であるエルアインスを見せるのはあまり面白くないか。量産型Wを抜きにしても戦力的には十分な状態なんだし、予備戦力という扱いだから量産型ゲシュペンストMk-Uで構わないだろう。
「分かった。適当に見繕っておく」
こうして朝食兼会議が一段落するとそれぞれが束の
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